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大江橋クリニックってどんなところ? ▶︎

いわゆる「柔道耳」「耳介血腫」など外傷後の耳の変形を改善したり、「スタール耳」「尖耳」「折れ耳」「立ち耳」「耳垂裂」などの生まれつきの耳(耳介)の変形を治療する手術を数多く行っています。「耳介ケロイド」「耳介偽嚢腫」やさまざまな耳のできもの(耳介腫瘍)の手術も行います。

下に挙げた不自然な形の耳の写真は、大江橋クリニックで治療する前の耳のごく一部です。
耳の手術は難易度が高く、きれいに治った患者さんもいれば劇的な改善は得られなかった耳もあります。それぞれの耳がどのような治療経過を辿ったかをみていただくためには、それぞれの写真をクリックしてください。
※  現在のところ経過を見られる写真はまだわずかです。詳細が見られるようになればリンクを貼ります。順次準備を進めがんばってアップロードしていきますのでしばらくお待ちください。

柔道耳 柔道耳 柔道耳

左:発達障害あり作業所の仲間に5年間暴行を受けて変形した耳
中:柔道耳を直せると思わず25年以上放置していた(リンク先は別ページ)
右:柔道耳の変形を大阪大学形成外科で手術したがあまり改善しなかった(リンク先は別ページ)

柔道耳 立ち耳術後 耳介軟骨膜炎後の変形

左:DVで家人に複数回暴行を受けて両耳が変形した
中:S美容外科で立ち耳の手術を受けたが結果が良くなかった
右:軟骨ピアスが化膿して膿がたまり、軟骨炎で軟骨が溶けた

耳介ケロイド 耳介ケロイド 耳介ケロイド

左:ピアスケロイド、海外在住で医師にかかれず数年で大きくなった
中:ピアスケロイドに大阪船員病院で1年間ステロイド注射後部分切除したが再発し、注射を再開し数年経っても小さくならない
右:軟骨ピアスが化膿して治った後ケロイドになった

耳介ケロイド(他院治療後) 耳垂欠損 先天性耳垂裂

左:ピアスケロイドをH病院で2回切除して耳たぶがなくなった
中:生まれつき耳たぶがなく、耳たぶのところに穴が空いている
右:生まれつき耳たぶが割れていて接着剤でつけると皮膚がかぶれる

スタール耳 スタール耳(軽症) スタール耳(軽症)

左:スタール耳、左右で形が違い左は中央部が後ろにそりかえっている
中:ごく軽度のスタール耳、後ろから指で押したように膨らんでいる
右:耳の縁を裏返したような形だがスタール耳の一種と思われる

小耳症(軽症) 奇異な変形耳 奇異な変形耳

左:軟骨が小さく折り畳まれ耳たぶも欠損した軽度の小耳症の一種
中:耳輪の最上部が皿のように窪んだ珍しい変形、立ち耳を伴う
右:対耳輪の上脚が欠損し強く折れて尖耳を伴っている

立ち耳 立ち耳 立ち耳

左:軽度の両側の立ち耳を寝かせすぎず両方の立ち方をそろえたい
中:対耳輪の中央部が窪んだ立ち耳は対耳輪を折り曲げても改善しない
右:立ち耳、耳甲介が大きいので対耳輪を曲げても改善しない

耳介血腫後の変形 耳介偽嚢腫後の変形 耳介偽嚢腫後の変形

左:作業中に角材が当たり腫れたまま引かなくなった陳旧性耳介血腫
中:アトピーで耳を掻いて耳介偽嚢腫となり、次第に萎んで変形した
右:アトピーで耳介偽嚢腫となり、腫れた部分が萎んで変形した

このほか拡大したり切れたりしたピアスホールを閉じる手術や、耳たぶの形・大きさを変える(小さくする、大きくする)手術も行います。耳全体の大きさをある程度変えることもできます。(いずれ写真を追加する予定です)

実は耳の形を気にして手術を受けようと決心する方は、目や鼻の形を気に病む方と比べて非常に少数です。瞼の手術や鼻の手術に比べると100分の1以下だと思います。患者数の非常に少ない手術なので、実際に多くの手術を行う経験豊富な医師は全国的にも少数です。(多くの美容・形成外科クリニックのサイトでは、メニューにはあっても簡単なイラストなどだけで詳細な手術の説明や症例写真は見つからないと思います。)
例えば形成外科学会の専門医はおよそ2,000名ほどいます(2020年頃のデータ)が、小耳症など耳の形成手術を主に扱う「日本耳介再建学会」に出席する医師は例年20〜30人程度しかいません。大学病院の形成外科でも患者さんが一年に数人以下という施設もあり、手術指導が行える研修施設は全国でも片手で数えるほどでしょう。
患者さんがお住まいの近くの医療機関で適切な治療を受けられる可能性はかなり少ないと思います。実際、大江橋クリニックには関東甲信越から西日本全域を含む広い範囲から患者さんがおいでになります。東京や名古屋など美容外科医や形成外科医が集中している地方からもたくさん来院します。
近くのお医者さんに相談しても具体的な話がきけない方が多いと思います。以下の説明が参考になれば幸いです。

ここでは、大江橋クリニックで行っている耳(外耳・耳介)の手術治療について概略を説明しています。(それでもかなり詳しいですが😅)
より詳しい説明や、手術以外の耳の治療については下の「特集ページ」をご参照ください。このページにない情報も含め、詳しく🤓書いてあります。

耳の悩みと治療 特集ページへ

大江橋クリニックで行った耳介形成手術の症例紹介(一部)

※ お決まり:写真は一例です。個人差があり、同様の仕上がりを保証するものではありません。
左から スタール耳(上に上げたのとは別の症例)、耳介血腫、耳介ケロイドの手術症例です。いずれも10年以上前に行った、開業から間もない頃の同種症例の大江橋クリニック第1例目になります。特に最善例というわけではありません。
最近の症例、特に現在治療中のものは患者さんの都合もありまだ整理できていません。
症例写真はあまり多く出していませんが、徐々に追加していきます。手術に伴うリスクや治療の詳細については該当の項目をご覧ください。

大江橋クリニックで行った耳介形成手術の例

※ お決まり:写真は一例です。個人差があり、同様の仕上がりを保証するものではありません。
先天性の耳垂欠損(耳垂裂の高度なもの)に対して耳の裏から組織を表側に回して耳垂を再建しました。
右は術後1ヶ月ほどの写真なのでまだ赤みが強く出ています。
つなぎ目の部分が赤い筋になって見えますが、形が安定して赤みがなくなるともう少し自然になってきます。
耳輪脚にも変形がありますが、それほど不自然ではないため今回は修正していません。

耳介形成手術の治療費について

耳介形成手術の料金表

耳介軟骨は特殊な性質を持っています

耳介軟骨は弾性軟骨といって硝子軟骨(肋軟骨や関節軟骨、鼻の軟骨など)や線維軟骨(顎関節や半月板など)とは違う特殊な性質があり、この性質を持つ軟骨は他には耳の奥の耳管と喉の奥にある喉頭蓋軟骨だけです。 柔らかくて弾力があり、元の形に戻ろうとする性質が非常に強いため力で曲げても後戻りしやすく、戻らないように曲げるには、この性質に対する知識と「コツ」が必要です。
下記のページでは、耳の軟骨を綺麗に曲げるためにどのような工夫をしているか、基礎から分かりやすく解説しています。

以下のリンク先の「耳介形成手術の基礎」のページは、患者さんばかりでなくこの様な手術に関心のある医師の皆さんにも参考になるような技術的なお話や術中写真なども掲載しています。
※ 術中写真等血液の写り込んでいる写真も掲載しています。一般の方にはショッキングな写真もあるかもしれませんのでご覧になる場合はご注意ください。

耳介形成手術の基礎(製作中)

先天性耳瘻管と副耳の手術など

ここには挙げていませんが、先天的な耳の付け根の穴(先天性耳瘻管)をふさいだり副耳の切除手術は、大人であれば局所麻酔で対応できます。
耳介血腫や偽嚢腫は、比較的早期に手術するとほぼ完全に元どおりになります(症例写真参照)。高度に変形した柔道耳はケロイド体質やアレルギー・アトピーなど体質的な原因がある場合も多く、一度できれいに治すのが難しい手術です。大江橋クリニックでは再手術になる場合も改めて診察の上、規定の料金で手術を行なっています。

手術は局所麻酔で行います

立ち耳や耳たぶの形成など 一部美容外科でも行なわれている比較的難易度の低い手術だけでなく、大学病院などでも成功するとは限らない複雑な折れ耳、スタール耳などの形の異常や、柔道耳(花キャベツ状耳)などの外傷による高度な変形、他院術後の変形の修正など、普通の美容外科では対応できない手術も行います。

大江橋クリニックは入院設備がないため、肋軟骨移植を必要とする定型的な小耳症手術や中学生以下の子供の手術は行えません。入院を必要とする手術は大きな病院に行っていただくことになります。最近相次いで名人と言える先生が亡くなったり引退されたりして、ご紹介先に苦慮しています。大江橋クリニックでは局所麻酔で行える外来手術のみを行なっています。

比較的特殊な症例

様々な変形があり、かつては耳介形成で著名であった関西の某有名大学病院(もっとはっきり言ってしまえば当クリニック院長の出身校である京都大学形成外科)で子供の時に耳垂裂の手術を受けたが、あまり良い結果にならず残りの異常も治療できなかった。大江橋クリニックでは軟骨を曲げ直したり位置をずらしたりして、複数回の手術で少しずつ正常な形に近づくよう修正した。中央の写真は耳たぶ、耳甲介、耳輪脚、耳輪のカーブなどを数回にわたり微調整した後、仕上げ手術として細かい調整を行う際の術前デザイン。耳介上部の軟骨が薄く、特に耳輪の立ち上がり部分(点線)がマスクをかけるとゴムの力で折れ曲がって痛いため、付け根の軟骨を一旦切り離し、上にずらして移植し、2枚重ねにして曲がらないよう補強しました。見た目ではなく機能的な改善(マスクがかけられるようにする)を目指した手術となりました。

大学病院の手術が最善とは限りません。耳の症例が少ないため研修医への指導を兼ねた実験的な治療となる施設もあります。また大手美容外科などでも、耳の経験の少ない医師により軟骨の粗雑な切開を受けてかえって不自然な変形を起こしてしまうことがあります。一旦不自然に折り曲げられた軟骨は、出来るだけ元の形に戻して平に縫合してから曲げ直しますが、左右非対称に一部を切り取られていたりすると、なかなか自然なカーブを再現することが困難になります。

耳介血腫で血を抜く処置を繰り返していて感染を起こし、軟骨炎で軟骨が溶けてしまい垂れた耳介を、残った軟骨の位置をずらして移植することにより立ち上げた手術の一例。術後日が浅いため赤みがあります。耳の手術の赤みは3ヶ月くらいのこります。

耳たぶの手術

耳たぶを大きく・小さくするだけでなく、ピアスで裂けた耳たぶの修復や拡張したピアス穴を塞ぐ手術も行っています。

生まれつき小さく頬についた耳たぶを、頬から離して少しだけ大きくした一例。頬への移行部が下に引きずられたようになっているのをやや丸く修正している。他院では耳たぶへの脂肪移植やヒアルロン酸の注入、シリコンプロテーゼの移植等を勧められたということだが、耳たぶに異物を入れると感染の可能性からピアスができなくなると言われたため、大江橋クリニックでの手術を希望した。皮弁術を行なって耳の後ろの皮膚を前にずらす方法で大きくした。皮膚をずらすことで塞がったピアス穴は後で同じ場所に開け直した。

耳のケロイドなど色々な耳介腫瘍を切除したり、他院の美容手術後の変形を修正したりもしています。軟骨移植が必要であったり皮膚移植が必要な耳介形成手術など高難度な手術も行います。

立ち耳の手術について

耳の悩みと治療/立ち耳の手術へ

立ち耳は日本では400人に一人程度生まれると言われ、生後すぐに(できれば生まれたその日から!)矯正しないと大人になってから手術が必要になります。欧米では「奇形」とみなされますが、日本を含めアジアでは正常範囲の変異とみなされ、病気の範疇には入りません。

立ち耳修正では、耳介上部の軟骨に裏から3本ほど切開を入れ折り曲げて後ろに寝かせる方法が主流ですが、その方法ではなかなか自然な形にはなりません。手術書には鋭く折り曲げないようにと注意書きがありますが、実際には切開したところで折れてしまいます。耳介の形は人により、また左右により違うため、大江橋クリニックでは左右それぞれの耳を別々の方向から見たときより自然に見えるよう努力しています。標準的な手術法では対耳輪の微妙なカーブを繊細に表現できないため、少々手間はかかるものの後戻りの少ない方法を工夫しています。

耳たぶの手術はあまり痛みは生じませんが、耳介軟骨を扱うものでは術後数日の痛みは避けられず、痛み止めの内服が必要です。腫れや赤みも場合により術後2〜3ヶ月続くこともあります。しかし最終的に左右差の少ない自然な耳になるように切開線や細部の丸みなどにも気を配っています。

ピアスとピアストラブルについて

ピアス穴を開ける(調整中)

ピアスを開ける際の位置ぎめのご相談などもしています。耳は左右対称でないことも多く、他人から見たときに綺麗に見える位置は自分で鏡を見た時とは違っていることもあります。

PC版サイトになりますが、チャームアップピアッシングのページを合わせてご覧ください。

ピアスに関連する様々なトラブルも扱います(調整中)

ピアストラブル(かぶれや痛みなど)、ピアスの穴ふさぎ、ピアスによる耳切れの修正手術なども扱います。(手術は自費になります。)
ピアスホールにできてしまったできもの(多くはケロイド 上図右)や耳の前後にできる腫れたできものの切除などもしています。

大江橋クリニックでは瞼の外見を美しく整え、印象を良くするために様々な手術を行なっています。詳しくはそれぞれの関連ページをご覧ください。

瞼の手術で印象が大きく変わる

重瞼手術でイメージを変えた例です。どちらが好ましいかは人によると思いますが、同一人物と思えないくらい印象が変わりました。左:他院で埋没法など5回重瞼手術を受けたがラインがうまくつかずアイプチで二重にしていた。右:当院で過去の手術による傷跡切除を兼ねて切開法で手術し3年後です。

眼瞼下垂症の診断、手術を専門的に行っています

男性と女性の例です。上:奥二重で凛々しい感じを目指しました。下:重瞼幅を細くし、丸く優しい目を目指しました。

大江橋クリニックでは開院以来眼瞼下垂症手術を診療の柱の一つとして積極的に行なってきました。眼瞼下垂症手術については別に特集ページを設けたので、詳しく知りたい方はそちらも参照してください。

眼瞼下垂の特集ページへ(編集中)

治療をご希望の方はまずは予約フォームから診察予約を取ってください。初回の診察は自費(税込5,500円)です。
診察の結果眼瞼下垂症でなかった場合も、患者さんの症状ができるだけ改善するような手術法を提案したり、手術以外の治療が必要な場合には他の医療機関を紹介したりしています。
眼瞼下垂症を疑う場合だけでなく、瞼の治療を行う場合、症状や原因について事前に十分な検討を行い、なるべく正確な診断をつけてから手術を行うように努力しています。

眼科系の先生に多い、単に目が開けばいいでしょうといった美容的に不十分な手術や、逆に美容外科系の先生に見られる、診断が不十分なまま定型的な眼瞼下垂症手術を行い結果的に瞼の症状が改善しないというケースは、結局は修正手術が必要となり患者さんの負担が増します。
もちろん大江橋クリニックで手術を行なったからといって全例百点満点の結果で再手術が皆無というわけではありませんが、万一十分な結果が出なかった場合もその原因を慎重にさぐり、再手術が必要な場合も術式を工夫して、多くの場合再手術してよかったといっていただける結果を出しています。

他院の修正手術は紹介状をお持ちいただいています

※ 他院術後の修整手術については、可能な限り執刀医からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちいただいています。
お持ちいただけない場合、事情にもよりますが基本的に自費美容手術の扱いになります。
紹介状があれば保険の手術になるという意味ではありません。前の手術で眼瞼下垂症状が改善しているのか、形が気に入らないだけでなく機能的な問題があるのかなど残っている症状によります。)

重瞼手術(二重まぶた)について

大江橋クリニックでは、実は単純な二重まぶたの手術(皮膚を切除せずに二重にするだけの手術)はあまり積極的にやっていません。(数が少ないという意味ではない😊)
また、多くの美容外科で患者さんの多数を占めるらしい「埋没法(糸をかけて二重を作る手術、高須クリニックで言う「プチ整形」)は、年間に数人程度しか行っていません。
一重瞼の人の瞼がひとえなのは、瞼の構造的になるべくして一重になっているので、単純に数カ所糸をかけたり、二重のラインに沿って切開して傷をつけたりするだけで綺麗な二重瞼になる場合は少ないと思っています。 埋没法はお手軽なお試し手術のようなものだと考えており、するならばシンプルなやり方がベストだと思うので、最近流行っている「複雑に糸をかけて取れにくくする」埋没法の手術はそもそも埋没法の良さと矛盾するような気もします。

切開法で重瞼手術を行う場合、ほとんどの方にまぶたのたるみがあり、数ミリの皮膚を切除しています。2〜3ミリの切除で済む比較的若い方の場合は、皮膚切除しても「重瞼切開法」の料金範囲内にしていますが、皮膚を6〜7ミリ以上切除して眼輪筋や脂肪も切り取らないと改善しない場合は初めから「たるみ取り手術」として別の料金設定にしています。

たるみや脂肪をとると眼瞼挙筋の付着部の構造が変化して緩む事があり、「医原性」眼瞼下垂症と言って、美容手術が原因で眼瞼下垂になるのだと主張する医師もいます。そういう危険がある場合は眼瞼挙筋腱膜の瞼板への固定を(特段の説明をせずに、いわば勝手に)やって手術中に目の開きを調整しています。一部の美容外科ではこうした簡易な腱膜固定を「眼瞼下垂」の手術と称して高い料金を請求しているそうですが、大江橋クリニックでは重瞼手術、たるみ取り手術の一環として腱膜固定をする場合は元々の料金内で行っています。

その他の瞼の治療の解説ページはこちらです。

瞼の治療の解説ページへ(編集中)

(PC)まぶたの手術(美容)のページへ

上まぶたのたるみを切除する

下眼瞼のたるみ手術のページへ

まぶたのできものや黒子を、目の形を考慮して切除する

眼瞼下垂だけでなく、切除すると大きな欠損が生じる眼瞼黄色腫、まぶたの縁にかかるほくろなど切除後に再建を必要とする腫瘍切除や、他院の手術後に瞼が閉じなくなったり左右非対称になったりした瞼の傷跡の修正などを行ったり、通常の美容外科ではなかなか対応できない高難度な手術も行います。その場で見た目を出来るだけ良くすることも大事ですが、患者さんの5年後、10年後を想像して、再発や加齢による変形が予想される場合、その時困らないように今切り札を使ってしまわず温存する必要も出てきます。

眼瞼黄色腫はレーザーではきれいに取れません

眼瞼黄色腫という、まぶたの上や下に出てくる黄白色の板状の腫瘍があります。脂質異常症だけでなく、最近では心筋梗塞などの循環器疾患との関係も注目されています。
この出来物は初期のうちは平らに見えるため表面からレーザーで削ろうとする医師がいます。しかし腫瘍の本体は皮下で大きく広がっており、切除してみると大きな欠損が残りますので、レーザーで焼くのはよほど小さなものでないと無理です。本来は全摘出ですが、大きくて取りきれないこともあります。

切除した後の欠損は、大抵の場合そのまま縫うと目の形(特に重瞼ライン)が変わり、皮弁術や全層植皮術で再建しないときれいに治りません。大江橋クリニックではこうしたできものの切除も行っています。

眼瞼黄色腫摘出の一例。一段目:黄色腫が広範囲に皮下深くまで浸潤しているため全摘出できず見た目の改善を優先した。右は術後2ヶ月目の傷の状態。重瞼ラインの調整は特に希望されなかったため、左右差は調整せず腫瘍の切除のみとしている。
二段目:上の7年後、再発したため再手術した。右は術後2週間目なのでまだ傷跡が目立つ。
眼瞼下垂が進行してきているが、今のところ手術希望がない。皮膚のたるみをもう少し取ると若々しい感じになるが、皮膚が足りなくなって更なる再発の際に対応できない可能性があるため残している。

眼瞼黄色腫摘出の別の一例。一段目:黄色腫は一見小さく見えるが、右に示すように切り取ってみると深い欠損が残り、そのままでは縫えない(単純に縫うと瞼の形が変わってしまう)。
二段目:瞼の皮膚全体を内側にずらすように皮弁を作ると、瞼の形を損わずに欠損部が塞げる。
右:術後1ヶ月でまだ傷は赤いが、自然な開瞼状態で特に不都合はない。

※ 上段左は術前仰臥位(仰向けに寝た状態)のため眉の挙上や下瞼のたるみが目立たない。下段右は座位のため眼瞼下垂による眉の挙上と下眼瞼のたるみが顕在化している。これらについては治療希望がないため手術していない。

まぶたの傷跡をきれいに治す

まぶたの外傷の縫合やできものの切除を受けて、傷跡が残ったり見た目の左右差がはっきりしてしまった場合などの症例は、いずれこの下に追加していく予定です。

フロントグラスによる多発外傷の瘢痕の一例。救急で縫合され、傷が塞がったので治療終了となったが、皮下に細かいガラス片が多数残っていた。本人の希望で鼻や頬、額の傷は特に治療せず自然経過に任せ、眉と瞼の傷のみ、皮下に残ったガラスを取り除き再縫合して整えている。左目の腫れは、眉の下に大きなガラス片が残り開瞼を邪魔していた。再建した重瞼は時間が経てば右に揃ってくる。眼窩骨折による左頬部の陥凹変形は治療していない。

手術によらない治療が大切な場合もあります

瞼の手術を行うにあたっては、術後の腫れを早く引かせ傷跡を目立たなくすること、最終的に左右差の少ない自然なおとなしい目になるようにデザインすることを心がけています。
しかし、単に定型的な手術をするだけでは治せない、複雑な背景のある患者さんもいます。患者さんに合わせた治療法を選択することも大切です。

一番最初に挙げた写真の患者さんです。23歳頃から約10年間経過を見た患者さん.。左上:初診時 右上:7年後 下:10年目
15歳頃から当クリニック初診までに5回埋没による重瞼手術や抜糸術を受けたが結局綺麗な重瞼ラインができず、術後もアイプチで二重を作っていたそうです。大江橋クリニックには形ではなく瞼の違和感をなんとかしたいと相談に来られました。埋没法の手術を受けた後、瞼の違和感が取れず、糸を抜いてもらったが二重が取れただけで違和感は改善しなかったそうです。瞼の中に残った傷跡の癒着と、不十分な説明による不信感などが根底にありそうでした。通っていただきながら患者さんの違和感の原因を探り、初診1年後とその3年後に合計2回、重瞼手術を兼ねて瞼の中に残った傷痕の修正手術をしました。それ以外は瞼の手術をしていません。
通院回数は10年間で合計54回。診察時間は短時間のこともありましたが多くは1時間から1時間半くらいでした。形ではなく、瞼がしんどい、違和感がある、何かが載っているように重い、という訴えが中心の相談です。違和感の原因を考え、治療の糸口を見つけるのに1年かかり、これでいいという治療の方向性を確立するまで8年かかりました。初診約8年後から徐々に違和感は改善に向かい、10年後に治療を終了しました。

こうした単に手術して終わりというわけにいかない患者さんも、大江橋クリニックではなんとか改善に向かえるよう援助しています。精神的な悩みを抱える患者さんの中には、手術を繰り返すことで悪化が予想される方もいますし、全く違う治療法(内服薬やレーザー、あるいは注射やカウンセリング)が有効な場合もあります。大江橋クリニックでは、手術は治療の一部に過ぎないと考えています。

大江橋クリニックで行なっているレーザー治療

大江橋クリニックのレーザー治療は、
主に次の三種類に分類できます。

特徴1: レーザーは必ず医師(院長・副院長)が照射します

大江橋クリニックの医師たちはレーザー治療の経験が豊富です。
特に院長は1990年から30年以上、自らハンドピースを握って直接患者さんのレーザー治療に携わっています。レーザーが全国に普及し出した黎明期を知る、現役の医師としては最も治療経験の長い医師たちの一人です。副院長も医師になって以来長くレーザー治療に従事し、レーザーを中心とする複合治療コースの開発にあたってきました。

大江橋クリニックのイチオシ治療であるお肌デトックスは、複合レーザー治療の概念がまだ普及していなかった時代に、世界に先駆けて副院長が考案し、効果を確かめながら院長と二人で絶えず内容をブラッシュアップしつつ治療を行なってきました。今年も内容は大幅に改良され、同じ名前でありながら格段に治療効果が高くなっています。

院長のレーザー治療の経験についてはこちら

特徴2: 他では体験できない美容レーザーコース・お肌デトックスがオススメです

大江橋クリニックオリジナルの総合美容レーザーコース

患者さん自身がどのコースにしようか、どのレーザーが自分に向いているか迷う必要はありません。治療を担当する医師が、各人のお肌の状況に合わせて治療メニューを組み立てます。ご自分の気になるところ、どうなりたいかを医師にお伝えいただくことで治療内容を医師が毎回微調整していきます。

お肌デトックスの解説ページへ

コストパフォーマンス抜群の総合美容レーザーコースは、さらにグレードアップnew!しました。大江橋マジックの入門版という位置付けから、大江橋クリニックのレーザーコースの主力メニューへと飛躍しました。
ゆったりとした時間の中で、1日数人だけの治療になります。予約枠が少なく超人気のため、当分の間毎月人数限定とさせていただきます。

大江橋マジックの解説ページへ

イメージ写真

お肌デトックスの上位バージョンです。お肌デトックスより広範囲に多種類のレーザーを高密度の照射するメニューです。ご希望によりお肌デトックスよりさらに柔軟にカスタマイズできます。詳しい内容についてはお肌デトックスの説明をお読み頂いた方がわかりやすいかもしれません。
毎月定期的には通えないが、できるだけ肌の調子を落とさず次回治療まで維持したい方にもお勧めします。

お肌クチュールの解説ページへ

大江橋クリニックでできることは全部一度にやる!といったコンセプトの「お肌クチュール」というコースも用意しています。
美肌レーザーコースの最上位バージョン。ケミカルピーリング、複数の薬剤のイオン導入や超音波導入に加え、様々なレーザー機器の多様な波長を組み合わせて大江橋マジックより広範囲に照射し、気になる悩みを総合的に解決するメニューです。大切な日に備えて大江橋クリニックでできることを全部受けていただけます。1日1名様限定です。

美容レーザーコースの特徴

メディカルエステレーザーリミックスを組み合わせた複合美肌レーザー治療は2007年大江橋の北詰に開業して間もなくから本格的に行っており、おそらく日本で最初に始めたのではないかと思っています。
レーザーリミックスは多種類のレーザー照射を行う美肌治療の基本的治療で、数種類のレーザーをフルフェイスに続けて一度に照射することで、お肌のトラブルを総合的に解消する方法です。

いずれの美肌レーザーコースも複数の波長、パルス幅、エネルギーをお肌の状態に合わせてその場で組み合わせ、肌の緩みやくすみ、吹き出物や皮脂のテカリなどの不調を人知れず改善していきます。

開院以来15年以上ずっと継続して毎月通っておられる方もいて、好評をいただいています。コストパフォーマンスが高いと感じていただけるように一度も値上げせず常に努力して改良を加えています。治療時間と内容を考えれば、どこにも真似ができないだろうとは思っています。真似ができない理由は、おそらく他のクリニックで同じことをするとまず間違いなく赤字になるからです。ご理解いただけると幸いです。
特に宣伝もせず特許や商標登録もしなかったため、その後数年間で「日本初・世界初の複合治療」を謳うクリニックが赤坂、六本木、銀座など東京を中心にいくつも出現しました。その多くは今は存在しません。治療法の巧拙と経営方針と、どちらが間違っていたのでしょうか。大江橋クリニックではレーザーの原理と仕組みを患者さんにもわかりやすく説明して十分理解して頂き、リーズナブルなコストできちんと効果のある治療を目指しています。

(多種類のレーザーを総合的に使用するコースをメニューに掲げているクリニックは、最近検索したら東京・大阪をはじめ全国にいくつかありました。大江橋クリニックのコースに類似したレーザー治療の治療費は総じて1回10万円から30万円程度のところが多いようです。まあそれはそうか、と思いました。大江橋クリニックの治療費は安すぎて常識はずれのようです。いずれもう少し常識的な治療費に改定したいとは考えていますが、今のところもう少し頑張ってみます。)

特徴3: 毎回必ず医師が照射する安全なレーザー脱毛

レーザー脱毛の理論はちゃんと理解できていますか

大江橋クリニックでは、開業以来レーザー照射は医師のみが行うことにしています。もちろん脱毛治療も例外ではなく。毎回必ず医師が自ら行い、看護師や無資格のスタッフに任せることはありません。医師が責任を持つことで、照射に伴って起こりうるトラブルを最小にし、効果を最大にあげるため、様々な工夫を行なっています。

レーザー脱毛の解説ページへ

多くの施設ではレーザー脱毛の照射を看護師等に行わせています。医師以外のものがハンドピースを操作して照射することが必ずしも直ちに違法とは言えませんが、レーザー照射技術は医療行為とみなされ、かつては「手術」の項目に分類されていました。医師が自ら行うべき「手術」の項目に置かれたということは、高度な医学知識に裏付けられた正確な技術が必要であることを意味します。眼科・耳鼻科・歯科等で行われるレーザー手術は当然医師が執刀します。形成外科・美容外科領域でも脱毛以外のレーザー照射は通常医師が行います。脱毛だから非熟練者が行なっても安全だとは言えません。

レーザー脱毛には1997年に日本国内で治療が開始された直後から取り組んでいます。おそらく大江橋クリニックの院長は、実際にハンドピースを握って脱毛治療に当たってきた、最も経験年数が長い医師の一人だと思います。(詳しくは上記、レーザー脱毛の説明ページを参照してください。)

髭脱毛にはそれなりの難しさがあります

男性ヒゲのレーザー脱毛へ

男性ヒゲ脱毛の一例

男性におけるヒゲ脱毛では、女性のように残りなく脱毛する必要はなく、むしろあまりやりすぎると中性的になり性的魅力の減少にもつながりかねず注意が必要です。髭の剃りやすさ、剃ることによる肌荒れを防ぐ、と言った要素が重要視され、時には将来髭を生やして楽しむ余地も残しておくことが要求されます。頬髭はいらないが口髭や顎髭は必要、ここはいらないがここは残しておく、密度や太さが減るだけで良い、と言った配慮がないと場合によって困る場合もあります。(中東での生活や嗜好の変化など)
治療を中断した場合に、不自然でなく左右対称に毛が残ることも大切な要素です。こうしたことも考えながら治療するにはある程度の経験が必要だと考えています。

痛くない蓄熱式脱毛の説明は信用して良いか

大江橋クリニックのレーザー脱毛は、はっきり言って結構痛いです。それはなぜか、についてはおいでになった方にわかる言葉で詳しく説明します。

痛くないレーザー脱毛が流行していますが、「弱い出力のレーザーを複数回連続して照射することで毛包幹細胞の温度を上げ、死滅させることができる」というその理論そのものの当否は別として、毛包幹細胞に的確にダメージを与えるには、そうしたサイトで説明されているよりもっとずっと高い温度が必要な筈です。効果がないとは言いませんが、おそらく効果が弱いであろうことをいろいろな言葉で飾り立てて誤魔化しているように見えます。嘘とまでは言えなくとも不確かな推測がかなり混じっていると感じます。

もちろん痛くないなら回数がかかっても良いという人もいるでしょうから、ニーズはあるでしょうが、同等の効果を謳うのはどうでしょうか。

最近になってパルス幅可変脱毛機なるものが宣伝されています

少ない回数で効率よく太い毛を減らすには、レーザーの波長やエネルギーの強さだけでなくパルス幅や冷却力の組み合わせがその場で臨機応変に変更できなくてはならないと、脱毛を始めた当初から考えていました。大江橋クリニックでは開業当初からそうした考え方に立って脱毛を行っています。
パルス幅やスポットサイズが一定の機器では脱毛できる毛の太さが限定されますし、皮膚温を上げないようにして火傷を防ぎながら深いところにエネルギーを集中させるには、フルエンス(照射エネルギーの強さ)と冷却温度のバランスが大切です。

パルス幅可変の脱毛レーザー、という言葉が最近出てきたのには理由があり、脱毛レーザーの大手であるシネロンキャンデラ社の従来機種がパルス幅固定だったものが、新型では変えられるようになったため宣伝をしているものと思われます。他のメーカーの脱毛機はそのほとんどがもともとパルス幅可変であったので、何を今更なのですが。

アンダーソン博士が提唱した熱緩和理論は、1ショットのパルス幅(照射時間)と熱破壊できる毛根の直径とに一定の関係があることを示しており、太い毛ほどパルス幅を大きく(長い時間に)しないと効果が少ないことは当初から知られていましたが、技術的問題と特許によりメーカーによって出力できるパルス幅に限界がありました。またレーザー光の波長により皮膚への吸収性と深達度が変わるのでそれを補うためにハンドピースの直径や冷却の強さを工夫する必要がありました。こうした理論を、施術にあたっている看護師や(違法なことを承知で行っている)エステティシャンはどの程度学ぶのでしょうか。抜けなくなったら(反応が弱くなったら)出力を上げる、程度の半端な知識で照射をおこなっていないでしょうか。

特徴4: ホクロやシミ・イボの除去ももちろんできます

イボ・ホクロ・シミなど局所的な悩みを除去するレーザー治療

この他、大江橋クリニックではあざやしみイボやホクロの除去などいろいろなレーザー治療も行っています。

あざの治療やその他のレーザー治療

あざや黒子の治療…これも加熱と冷却のバランスです

レーザー照射の基本は、加熱破壊したい細胞や組織に的確に熱を伝え、温存したい細胞や線維は冷却してダメージを防ぐことです。無選択に高温にして破壊するレーザーはビーム径を絞って点状に照射し、特定の色だけに吸収されるレーザーは超短時間照射で熱拡散を防ぎます。細胞は死ぬがコラーゲン線維は破壊されない温度であれば、皮膚の基本的構造を保ったまま色のある細胞だけを取り除けます。
偉大な熱緩和理論はレーザー治療を一変させましたが、理論は理論であり現実世界との乖離があります。真空中の黒体の真球にエネルギーを蓄積させるのと、周囲に光を強く反射屈折させるコラーゲン線維やさまざまな形や色をした水の袋のような細胞がたくさん存在し、絶えず周囲を流れる低温の血液によって冷却され続けているメラニン色素の集団とでは、条件の複雑さが違いすぎます。その隙間を埋めるのが照射技術です。理論通りに当てたはずなのに効果が出なかったり火傷したりという現場の少なからぬトラブルの多くは、間違った照射法、照射規定を守らなかったから、というよりも経験値が少ないスタッフによる、肌質に合わない「規定通りの照射」によって起こると思います。

レーザーについてもっとよく知る

レーザーは特殊な光です レーザー治療の特性を理解して治療を受けましょう

レーザーのお話(レーザーという特殊な光について知る)

治療に際しては必ず医師が照射し、他のスタッフに照射を任せたり指示したりすることはありません。レーザー機器の機種が何であるかを問わず、治療にあたる医師の技量が結果を左右すると考えています。レーザー治療は奥が深いのです。

大江橋クリニックのレーザー機器の特長

大江橋クリニックのレーザー機器は、なぜ選ばれ、他の美容クリニックの機器とどこが違い、どういう点が優れているのかお知りになりたい方は、まず上記のページをお読みください。

レーザーは単独よりも組み合わせた方が効果が上がる

レーザー光を、肌を若返らせ肌の色を白くするための美容のツールとして使う。この素晴らしいアイディアが日本で形になったのが25年ほど前。当時大城クリニックの院長・大城俊夫先生が考え出したラ・ジュネッセという美容レーザー照射法(1997〜)は、現在も進化しながら受け継がれているようですが、当時は秘密の部分が多く、技術を盗むため他の美容外科からの偵察などもしばしばありました。費用も非常に高価でした(1回の治療費が150万円ほどでした。)そのころはまだレーザーの専門家を自称する大学病院の医師などが「色素沈着にレーザーを当ててはいけない」と一般向けの本に堂々と書くような時代でした。

大江橋クリニックの院長はその当時留学から帰国したばかりでしたが、信濃町にある大城クリニック(あざのレーザー治療を日本で最初に本格的に開始した医療機関です)本院と、その分院として開院したばかりの美容専門の銀座四丁目大城クリニックに勤務し、大城先生の美容レーザー照射法をつぶさに見る機会を得、教えていただいた理論をもとに退職後も自分なりの美容レーザーの方法を模索してきました。
それから10年ほどの間に「美容レーザー」という考え方は全国に広まりました。有名なキャッチコピー「私は光で顔を洗う」などを覚えている方もいらっしゃるでしょう。その中から、複数のレーザーを同時に照射して様々な効果を同時に得られる複合レーザー治療という考え方が生まれました。

当時はケミカルピーリングとレーザーを同日に行うと危険だと考えられていた時代でしたが、大江橋クリニックでは開業直後から何種類ものレーザー照射とイオン導入とケミカルピーリングを同じ日に一度に行う治療法を開発し、開業半年を記念してコストパフォーマンスの良いセットメニュー、お肌デトックスと名付けて複合美容レーザー治療を本格的に始めました。おそらく日本で初めてのことだったのではないかと思います。「最新」を危険視する大江橋クリニックですが、この治療に関しては自信がありました。それぞれの治療のいいとこ取りをして一度に効果を出す、そのコンセプトは間違っていないはずでした。その後数年経ってこの治療法は全国の様々な医師に広まり、「日本初の複合レーザー治療」を自称するクリニックが東京などに次々と生まれました。今では全国どこの美容外科でも美容レーザー治療の標準と言って良いものになっています。

副院長(小川基美医師)の一人一人の診察に時間をかけた親身で丁寧な皮膚科診察には定評があります。

副院長の小川(女医)は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医であると同時に、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医(皮膚科領域)でもあります。
また日本形成外科学会の会員で日本臨床皮膚外科学会専門医も取得しており、皮膚外科領域の技術も持っています。形成外科手術は形成外科の草創期に日本をリードした名医たちに直接指導を受けました。

このほか日本レーザー医学会や日本美容皮膚科学会、日本香粧品学会、日本皮膚アレルギー接触皮膚炎学会、日本スポーツ医学会など多くの学会にも所属し各種資格を持っていましたが、全ての資格を維持するには多大なエネルギーを必要とします。論文執筆や学会発表などに力を注ぐより、日々の診療に精力を集中する方が良いと考え、一部資格の更新は中断しました。(開業当時は他院に倣って各専門医証書を掲示していましたが、現在はやめました。)
今は大江橋クリニックの標榜診療科である皮膚科・アレルギー科に絞って勉強を続けていますが、それでも年に何回も行われる学会の学術集会や講習会には頻繁に出席して知識を新たにしています。以前は1週間の診療を終えた週末に全国で開かれる学会に参加するため最終の新幹線や飛行機で出張する日々でしたが、コロナ禍によりネット上で会議や講習会に参加できるようになったため、最近数年はむしろ参加頻度を増やすことができるようになりました。これだけはコロナ蔓延社会の良い方向への変化かもしれません。 各種の専門書もAmazonなどでほぼ即日入手できるようになったので、勉強もしやすくなりました。多方面の知識に裏付けられた総合力は健在です。まず一度診察を受けてみてください。わかりやすい説明と情熱的な診療にハマる患者さんも少なくありません。

かゆみ(イメージ写真)

ニキビ治療の一例(皮膚科治療と複合レーザー治療の組み合わせ)

診察に時間をかけることによって 初めて見えてくるものがある

いつも車で通り過ぎる道を、ゆっくりと時間をかけて歩いてみてください。今まで目に止まらなかった風景が様々に五感を刺激する事に驚くでしょう。こんなところにこんな建物が、記念碑が、祠や石仏が、あった事に初めて気づくでしょう。

どこに行っても皮膚科の診察は一瞬で、ろくに見てくれずにお薬をくれるだけ。治らなかったから一度しか行ってない。そんな話を患者さんからよく聞きます。

ひと目で診断がつく名医に見てもらったなんて素晴らしいですね、ここではそうはいかないのでいろんなことをお尋ねします。そんな冗談から診察が始まります。

正確な診断から全てが始まります。患部の詳細な観察なしに治療は開始できません。患部を観察し、触って、写真を撮ります。この方針はどの病気・症状についても同様です。電話やメールでの診療内容に関するご相談は基本的にお受けしていません。症状を実際に見せて頂き、治療法については診察時に詳しく説明します。医師が患者さんの肌に軟膏を塗りながら塗り方を説明している皮膚科クリニックは少ないと思います。患者さん自身が治療方針や治療法を理解して日々実践していただかないと、良い結果は出せないと考えています。

大江橋クリニックの皮膚科診察は長い!初診はもちろん、経過の長い患者さんでもじっくりお話を伺って、もう一度患部を見直して、なぜこの症状が引き起こされたのか、原因の究明にも力を注ぎます。なぜ良くならないのか問題点を洗い出します。使っていた薬、前医の治療と経過、生活習慣や日常使用している化粧品、サプリメントなど、詳細に検討します。当たり前に毎日していることの中に原因が潜んでいることが多いので、人によっては毎回しつこくサプリは?趣味は?ペットは?仕事は?洗顔の仕方は?と色々なことをお聞きします。

今までの治療経過を詳しく教えてください

少しでも効率的に診療を進めるため、ご自身でも経過をできるだけ詳しくまとめ、問診票には全てを正確に記入してください。どこの病院でどんな薬を出されたのか、いつからいつまで、何日間塗ったのか、変わらなかったのかよくなったのにぶり返したのか、最初にできたのはどこ?その時痒みはあったのか、等々。
言いたくない、わからない、忘れた…。前医とトラブルになったり信頼できなくなったりした場合は思い出すことも嫌な場合もあるかもしれません。それでもできるだけ詳しく思い出してください。情報が少ないと正しい作戦計画が立てられず、治療効果が得られないことすらあります。とりあえず、の治療は行わないほうが良いこともあります。

軌道修正は素早く

症状は短期間にどんどん変わっていきます。症状の変化の方向性から難病の初期の兆しに気づき専門医に紹介して救命できたり、他の専門医が見逃していた微細な症状を重視して保険適応のない特殊な検査をあえて実施し、得られた結果から重症化を予想してほぼ無症状のうちに大病院に紹介でき、結果的に大事に至らなかった例は少なくありません。最初のうちは数日毎に見せていただき、改善度によって薬を変えていきます。皮膚科の薬の効き目は個人差が大きいのです。みんなが同じ薬で治るわけではありません。あなたにふさわしい組み合わせが見つかるまで通ってください。そんなふうだから、いつも皮膚科の外来は話をいっぱいして写真をたくさん撮ります。よろしくおつきあいください。

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皮膚科疾患の簡単な解説

診療メニューについて

現在、美容外科手術のいわゆるメニューの種類を絞り込んでどんどん少なくしています。過去には様々な手術を引き受けてきましたが、できることはなんでもやる美容外科ではなく、限られた時間の中で今本当に自信のあるものだけを提供した方が良いと思うようになり、他の医療機関で行っても良い結果が予想されるものについては、治療法の相談のみを行うことにしました。
脂肪吸引や豊胸などボディスカルプティング的なものは現在行っていません。鼻の手術や陰部(性器)の形成、いわゆるわきがの手術、レーザーによる刺青治療なども、わざわざ大江橋クリニックで治療を受けていただくメリットがそれほど大きくないと考えます。埋没法による重瞼手術やフェイスリフト手術なども現在積極的にはお受けしていません。症例数の多いところで治療を受けて無難な結果を得た方が良いのではないでしょうか。注入物による治療(ヒアルロン酸注射など)はご相談があれば行うことがありますが、特に積極的には行っていません。
各種の手術法のメリットやデメリットの説明、どう言った治療が向いているかなどのセカンドオピニオンとしてのご相談は、知識がリフレッシュできている分野であれば特にお断りせず応じていますので、お気軽にご相談していただければと思います。

耳介形成術など耳の外観を整える手術まぶたの美容的な手術(眼瞼下垂症手術などを含む)を主にやっていきたいと思っています。詳細については上記の各項目を参照してください。
特に耳介軟骨形成手術を始め耳介の形を正常に近づける手術に関しては、理論的にも手術方法に関しても、良い成績を上げている医療機関は大学病院の形成外科を含め全国的にも少ないと思います。福岡、島根、静岡、東京、新潟と様々な遠方から、通える範囲で探したがどうしても見つからなかったからと大阪までお越しになる患者さんがたくさんいます。こうした患者さんのために時間を有効に使いたいと考えています。
耳と瞼以外では、乳輪乳頭の形成やヘソの手術、保険適応のない傷跡の手術、他院で手術されて術後の経過が悪いまま治療終了になってしまったケースなど、診察の上大江橋クリニックでお引き受けする方が良い結果を出せると考えた場合にお引き受けしています。お近くの医療機関の標準治療で十分に効果が望める場合は、そのように申し上げて診察だけで終了することがあります。

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美容医療では時に患者さんの希望を優先するあまり、正常な機能を破壊して外見を優先する手術が行われることがあります(いわゆるタレ目手術や目尻切開などが代表的です)。大江橋クリニックでは美容医療は健康を損なってまでするものではないと考えていますので、こうした手術は特に理由がない限り行っていません。できる限り健康を損なわない範囲での最善の治療を提供しています。
患者負担の軽減を名目に、医師が手を抜ける簡単な手技を勧める医療機関もありますが、手軽さよりも確実性を重視します。
術後のガーゼやテープはガッチリと固定しますので目立ちます。その日の快適さより、年月を経て長持ちする結果を。最終的な自然さにつながる治療を目指しています。

耳介形成手術

立ち耳の手術

まぶたの手術

上まぶたのたるみを切除する

下眼瞼のたるみ手術

傷跡の仕上げ手術

美容皮膚科では、主に肌を若々しく保つスキンケアの方法などを科学的な検証に基づいて提供して行きます。

大江橋クリニックでは美容医療を、人生をより健康で美しく、若々しく過ごすための予防的、健康増進的医療と考えています。

瞬間的、刹那的な美を追い求めるあまり、その後の長い人生に傷を残す破壊的治療は行なうべきではないというのが私たちの考えです。

最新ではなく最善の治療を目指します

美容診療に真剣に取り組んでいます。ただし、最新の治療をなんでもやるというわけではありません。理論的に正しく、効果が確かめられているものだけを、慎重に選んで行っています。
怪しげなもの、しなくても良い治療、健康に害を及ぼす可能性のある治療は避けています。

※ 写真は美容レーザー専用の待合室(時々模様替えをしています)

まず一度美容診察を受けてみてください。その結果健康保険の範囲で行える治療については改めて保険を適用して、美容的なお悩みとみなされるものは自費で診療を行います。
正確な診断を行うための「診察」が最も大切と考えており、大手美容外科によくある集客のための無料相談や医療知識の乏しい無資格カウンセラー等によるセールストーク等は一切行いません。自費の初診料は税込5,500円かかりますが、診察料に見合うだけの内容はあります。
どんな相談が美容(自費)診療になるのかは、下記ページを参照してください。

最新は最善ではありません

美容医療では時に「最新の」と銘打って、効果のあやふやないかがわしい治療を患者さんを実験台にして行われることがあります。いわゆる「先行者利得」として、「最新のレーザー治療!」などとキャンペーンを打って効果の不確かな治療を高額で行う例が後を絶ちません。
大江橋クリニックでは美容医療は若さと健康を保つ予防医療でもあると考え、最新ではなく最善の治療を提供しています。美容を目的とする医療には保険が利きませんが、健康保険が認められなくても、根拠のある安全な医療を提供するという治療の方針・方向性は変わりません。自分で費用を負担するのですから、堂々となりたい自分を目指しましょう。

なぜ実験台になりたがるのでしょう?
既存の医療に飽きたらない人が、新しいものを試してみたくなる気持ちもわからないではありません。
しかし、最新の機械、最新の治療法の多くはアイディアだおれで理論通りの効果を出せず、1〜2年で廃れ、消えていきます。中には多くの被害者を出したり、理論自体が否定されたりするものもあります。
大江橋クリニックでは、新しいものはまず疑いの目で見ます。1年か2年様子を見て、副作用報告や失敗例の学会報告が出揃うのを待ちます。多くの施設で安全に使用でき、特に危険な要素がないものだけを慎重に取り入れていきます。
大江橋クリニックでは最新の治療は受けられません。それが信頼と安心につながるのだと考えています。

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美容皮膚科診療の受け方

ファンデーションのいらない肌つくり

スキンケアのプロに任せてみよう

おすすめ治療一部紹介

自費診療の料金表

他にもいろいろな治療を行なっています。

様々な疾患の例。下の写真左からケロイドの治療、黒子の切除、爪の剥離や変色、酒さによる鼻の血管拡張、出べその手術。ここには挙げていない治療も色々あります。まずお問合せください。

皮膚のトラブルに関しては大抵のことは相談できます

形成外科医と皮膚科医が協力して、皮膚や美容の相談に応じています。二人とも様々な経験を積んでいますので、かなり色々なことに対応できます。大江橋クリニックでは全身麻酔を必要とする大がかりな手術や、特殊な機器や機材を必要とする検査などはできませんが、二人の人脈を生かして、その方にあった医療施設のご紹介もしています。

名医をたくさん知っています

大江橋クリニックの近所には関西電力病院、住友病院、北野病院など高度な医療を提供できる優れた総合病院があります。形成外科・皮膚科領域だけでなく、様々な科の部長や専門医と交流があり、必要に応じてそれらの病院の適切な診療科をご紹介することができます。
場合によっては眼科、耳鼻科、整形外科、神経内科、精神科、血管外科、内科などのそれぞれ経験豊富なクリニックの先生に直接ご紹介することもあります。また二人の母校である京都大学、関西医科大学にご紹介する場合もあります。

※ 他院紹介については こちらを参照してください。

体の表面の病気や異常に対応できます

皮膚だけでなく毛髪や爪、さらには血管や脂肪組織、時には筋肉や腱なども治療の範疇に入ることがありますが、原則的には皮膚表面から見える部分のお悩み全般に対応するクリニックという理解をしていただけたらと思います。

サイトリニューアル中の表示の乱れなどについて

サイトリニューアル中です。スタイルシートを書き換えているため、一部のページの表示が乱れる可能性があります。しばらくご辛抱ください。

詳しくは公式サイト情報のページをご覧ください。

公式サイトについて

TOP NEWS (診療体制刷新特設):随時更新します

【重要:会員専用連絡フォーム】会員ページのご案内new!

※ 美容レーザーコース等の美容治療に定期的に通院いただいている患者さんに会員ページ用パスワードを直接お知らせしています。

❗️ 大江橋クリニック【公式】予約サイト会員限定ページを設置しています。会員の方はお知らせしたパスワードでアクセスできます。ちょっと面白い記事をどんどん追加しています。
パスワードは随時更新されますので、受診期間の空いてしまった方は閲覧できなくなることがあります。診察の際に最新のパスワードをお知らせします。

会員専用ご連絡フォームも改良しました

「【至急】ご連絡フォーム」「ご連絡・ご予約フォーム」を会員ページ内に新設しました。
いずれも通常のご予約フォームなどより個人情報等の入力項目を簡略化し、簡単に記入していただけます。お気軽にいろいろご相談いただけます。ご活用ください。

【お肌デトックスのグレードアップについて 】new!

大江橋クリニック開院以来大人気の美容レーザーコース「お肌デトックス」がリニューアルし、更にグレードアップを続けています。他のどこにもないオリジナル、しかも治療費は開院以来据え置きで、採算度外視・効果最優先の美容治療です。経費は物価上昇によりどんどん増加しておりいつまで今の金額で続けられるかわかりません。この機会にぜひ一度受けてみてください。(近い将来更なる新企画も登場する予定です。)

【重要:新型コロナウイルス感染症】感染拡大防止にご協力をお願いします

サージカルマスク等の不織布性マスクを適切に着用の上ご来院ください。(❌未着用・❌布マスク・❌ウレタンマスクは不可)

1)第5類感染症への分類変更に伴いマスク不要論が広まっていますが、流行は依然続いており危険性や予防法は変わりません。現時点では不織布製マスクを適切に着用していない方はクリニック内に入れません。診療の際にも鼻の部分を適切に覆い、指示があるまでマスクを外さないでください。手指のアルコール消毒等もお願いしています。

※ 適切なマスクの選び方につては大江橋クリニック【公式】予約サイトマスクの基準についてをご覧ください。
※ 適切なマスクをお持ちでない方は近くのコンビニ等で受診前にお買い求めください。

2)医療施設内での感染危険性はまだ高く、長時間の診察や頭頸部等の手術・処置、美容レーザー治療等の際にはマスクの着脱、換気、対人距離の確保に注意を払っています。混雑防止や消毒・換気等の時間確保のため治療枠を制限しており、現在通院中の患者さんの診療を優先しております。

3)HEPAフィルター付き空気清浄機を各部屋に設置しています。普段から不織布マスク着用、手の消毒、毎日の体温測定、混雑した飲食店の利用を避ける等、ご自身でもできる限りの予防策をお願いします。

❗️ 症状のある方だけでなく、濃厚接触の疑いがある方、帰国者等は感染の恐れがなくなるまで(通常10日程度)受診をお控えください。最近は中国等国外でコロナウィルスとは違う呼吸器感染症の蔓延も伝えられており、さらなる警戒も必要です。具体的には予約時の返信メールの指示に従ってください。

新型コロナウィルス等感染予防の必要から、手術や長時間に及ぶ身体接触を伴う処置が必要な場合には当日感染の有無を簡易検査(自費 税込3,300円)することがあります。ご協力ください。

5類変更に伴い感染者の出席停止期間や濃厚接触者の待機期間が短縮されましたが、コロナウイルス自体の感染力が低下したり感染危険期間が短縮したわけではありません。むしろ感染性は強くなっています。高齢者を中心に重症化や死者の割合は増えています。変異型は軽症化したとも言われますがけっして風邪と同じではありません。また、軽症であっても感染後の長く続く後遺症(ロングCOVID)に注意が必要です。一旦感染すると半年程度体調不良が続くことも稀ではありません。後遺症の症状がはっきりしなくても、他の疾病発症のリスクを高めたり、死亡率を上げたりする可能性も伝えられています。現状を正しくご理解ください。

五類感染症は風邪と同程度などと気軽に考えないでください。多くは怖い病気です。五類感染症にはインフルエンザなど治療法が確立してきた疾病も含まれますが、感染したら治療法がなかったり適切に対処しないと高率で死ぬ病気も含まれています。:
(五類感染症の例)破傷風、 クロイツフェルト・ヤコブ病、急性脳炎、細菌性および無菌性髄膜炎、アメーバ赤痢、マイコプラズマ肺炎、後天性免疫不全症候群(AIDS)、 クリプトスポリジウム症、RSウイルス感染症、ジアルジア症、梅毒、淋菌感染症、劇症型溶血性レンサ球菌感染症、侵襲性髄膜炎菌感染症等、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症(MRSA)、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症等、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、薬剤耐性緑膿菌感染症等

【重要:マイナンバーカード】マイナカードと保険証について

2022年10月より顔認証つきマイナンバーカードリーダーを用いた診療受付も可能になっております。従来通りの保険証による資格確認も簡単にできます。保険証の有効確認はオンラインで即時行えます。

❗️診察室内にカードリーダー(受付機)が設置してあります。ご利用の方は受診時に使用方法をご相談ください。マイナンバーカードまたは保険証を受診ごとに毎回ご用意ください。

マイナンバーカードは診療の都度ご自身で顔認証つきカードリーダーにセットしてお手続きいただく必要があります。
※ クリニックでお預かりして手続きを代行することは規則で禁じられています。

再診の方(前回と保険証情報に変更のない方)はクリニックで発行したQRコードと保険証をご用意いただく方が簡単です。詳しい使い方は診察時にご説明します。

マイナンバーカードをご利用になる場合、あらかじめ保険証としての利用登録を行なっていただいた方がスムーズです。受付時の新規登録も可能ですがやや時間がかかります。

【重要:自動精算機 】お支払いは現金のみです

大江橋クリニックの自動精算機はクレジットカードその他のキャッシュレス決済には対応していません。十円以上の硬貨と紙幣のみ投入可能で、釣り札は千円札のみです(仕様上5千円札はお返しできません。)あらかじめ現金を多めにご用意ください。
※ 当ビル1階のセブンイレブンにATMがあります。
保険診療・自費診療とも診療終了後現金でお支払いください。紙幣は1枚ずつ入れてください。5円硬貨、1円硬貨は使えません。同種の硬貨20枚以上のご使用はエラーとなることがあります。
事前精算可能なものについては銀行振込をご利用いただくこともできます(振込先は必要に応じてご案内します。)

※  7月3日から発行される渋沢栄一等の新紙幣については、2024年前半中に精算機の改修を行なって対応する予定です。

【入荷困難なお薬について 】

現在ジェネリック医薬品(後発品)を中心に医薬品全般に入手が非常に困難になってきており、お薬の処方を制限しています。

皮膚科・アレルギー科の治療薬は出荷調整で入手困難なものが少なくありません。継続的な入手に向け努力していますが、前もってご連絡フォーム等で希望をお伺いしていない場合、ご希望に添えない可能性もあります。
大江橋クリニックは院内処方で診察時にお薬をお渡しすることを基本にしていますが、状況により処方箋を発行し最寄りの処方箋薬局をご利用いただく場合があります。一部の薬剤については薬局にも在庫がない場合もあります。ご理解ください。

【口唇の治療に関するお問い合わせについて】

赤唇のフォアダイス、口唇炎、口唇の色素沈着、口唇のレーザー治療、口唇粘液嚢腫、静脈湖等の「口唇・口腔内のできもの」の摘出を含む口唇の治療は原則的に行なっていません。

大江橋クリニックでは従来から唇の治療を専門として宣伝・広告したことはなく現在も行なっていません。当クリニックとは無関係のサイトのリンクを辿った問い合わせが非常に多く困っています。Google検索の上位キーワードも口唇に関するものが多かったのですが本項目掲載により減少してきました。
以前は出来るだけお断りしないで診療してきましたが、多くは患者さんが通院中の皮膚科やお住まいの近くの耳鼻科等で治療できる疾患であり、大江橋クリニックで他のご相談に優先してお引き受けする必然性はないと思われます。繰り返します。大江橋クリニックは「唇の治療」を専門としていません。
患者さんからのお問い合わせが多く対応や説明に時間がかかり、本来当クリニックが目指している診療に差し支えるのでここに告知しています。上記疾患に関しては他院の受診をご検討ください。

外国語での診察は行なっていません …
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外国語対応可能な医療機関 medical information search

通訳付き診療もお断りしています。患者さんご本人のみの対面診療を日本語で行います。理由は以下をご参照ください。(別ページ)

当サイトの症例写真・イメージ写真掲載方針 ▶︎

医療広告等の規制に関する通知(医療機関等ホームページガイドライン)に関して大江橋クリニックの考え方をまとめた記事へのリンクです。ご自身の病気やトラブルを解決するために当サイトを情報源として利用する患者さんや一般の方は読まなくて大丈夫です。