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ファンデーションのいらない肌つくり
〜 make the Beautifle Skin 〜

イメージ写真

肌は自分自身を表現する手段

ファンデーションをつけずに外に出たくなる肌
見てもらいたくなる肌
触ってほしくなる肌


大江橋クリニックの提案

「肌を磨くこと」は、古来から何よりも大切な身だしなみとして尊ばれてきました。
美人を褒める麗句には必ず「珠のように艶やかな肌」が添えられます。
昔は市井の男女が美肌を得ることは難しく、貴重なことでした。

傷めた肌の治療が順調に進み生来の美肌を取り戻した時、心身ともに感じられる満足感は、正しい皮膚科治療をしたことのある人にしか分かりません。
大江橋クリニックは 肌は 自分自身を表現する手段 でなくてはならないと考えています。
美しい素肌は、自己を確立させ自尊心をしっかりと支えます。
自信が揺らいだとき、これから社会に巣立とうとしているとき、もう一度光り輝こうとしているとき、傷めた肌を癒し美肌を取り戻す治療によって、世界と戦うパワーを身につけるお手伝いができるものと信じております。

美しい肌は結婚式、お見合い、初めての出会い、ビジネスシーンなど、人生の節目や勝負時となる大切な瞬間に、常にあなたをよりよく表現する、あなたの心強い武器であると大江橋クリニックは考えます。

個性が重視されるようになり、ブランド物であっても限定商品でなければ価値がなく、目をむく値段のものでも、たちまち流行から取り残され古びてしまうことも珍しくありません。
どんなに高価なブランドドレスも、ワンシーズンでただの古着に変わる現代にあって、美しい肌の持つ価値はゆるぎなくあなたを支え続けます。

高価なブランド物はすぐに古びますが、それと同じくらいの投資をすれば、美しい肌はその価値を常に保ち、いつまでも満足感に浸れます。
美肌治療を提供する美容皮膚科は、あなたの美肌を保つメンテナンス・パートナーであるとお考え下さい。

物は古くなれば捨てて新しく購入できますが、肌は捨てることができません。 肌は神様が下さる取り替えの効かない1枚きりの貴重な皮製品です。使い続けるほかないのなら、常に美しく保ちたいものです。
本物の美肌の価値が改めて評価されてきています。
私たちは美肌の作り手として、美肌へのこだわりを持ち続けて治療にあたっています。

痛くもないしダウンタイムもないが、眼に見えた効果も現れにくい、という、どちらかといえばよりエステ感覚に近い、長く続けることで効果の表れてくる治療から、ちょっと決断するのに勇気のいる、どちらかといえば従来の「美容整形手術」に近い短期決戦の治療まで、美容治療には様々な種類があります。

大江橋クリニックの得意とする レーザー治療は、エステで行っているフォトフェイシャルなどとは違い、より専門的で、中には怖いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
イオン導入や ケミカルピーリングなどは、エステサロンでも似たようなことが行われていますし、恐怖感や抵抗なく気軽に受けられる治療の一つでしょう。
これらの中から、どのランクの治療を選んで受けるべきか、医療の素人である患者さんにはなかなか的確な選択ができないものです。

何が一番その人に向いた治療であるのか、お肌の状態を確かめながらその都度、最も適切な組み合わせを考えることこそが、医療のプロフェッショナルである医師の大切な使命です。

詳しくは診察の際におたずね下さい。

大江橋クリニックの三つの美肌総合コース

「月に1度通院して治療を続けるだけで、高価な化粧品などに頼らず美肌を保ちたい」「これ一つ受けていれば大丈夫という美容コースが欲しい」
という患者様のご要望から生まれた、レーザーを中心とする総合美容コースをご紹介します。

開院以来患者様のニーズを取り入れる形で、細かく別れた数多くのコースを提供してきましたが、最近考え方を変え、コースは単純にして、その代わりお一人お一人に合わせて内容を柔軟に変更できるようにしました。

ご自身であれこれ悩まなくても、レーザー室でお悩みを伝えていただくだけで、それに合わせて柔軟にレーザーの種類や照射方法を変えてご提供します。
どのコースでも、波長やパルス幅、フルエンス(エネルギーの強さ)を変えて複数のレーザーを照射します。前後にケミカルピーリングイオン導入がつきます。

各コースの説明は、この次の項目を続けてお読みください。より詳しくはPC用サイトに特設ページを設けていますので、各項目の最後のリンクからご参照ください。

お肌デトックスは、たしからしさの追求の中から生まれました

医学的にみて効果の確からしい美容治療の中から、私たちは無理なく続けられ、ダウンタイムのない(あるいは少ない)3つの方法を選びました。
それは、ケミカルピーリングレーザーリミックス(多種類のレーザーの重ね照射)イオン導入(イオントフォレーシス)です。
それぞれの治療法は、医学的にも効果が確かめられた、いわば美容医療の正統派と呼べる治療法です。

開業当時から、私たちは症状にあわせこれらの治療法を患者さんに合わせて適宜組み合わせて行っていました。しかし実際に治療していくうちに、これらを同時に(つまり同じ日に間をおかず引き続いて)行なうのがより効果的であると思う様になりました。

そこで私たちは、組み合わせ治療をセットにした「お肌デトックス」というコースメニューを提供することにしました。当時画期的だったこの治療法は、やがて新しく参入してきた多くの美容外科に模倣され、全国に広まっていきました。

15年以上前のことです。当時は何種類ものレーザーを引き続いて照射すると肌が傷むものと一般に考えられていました。一つの波長のレーザーであっても、重ねて当てることを避けるためにスポットとスポットを何%までならオーバーラップさせてもいいのか、などと議論したり、重ね合わせを避けるために四角形や六角形のスポットが開発されたりしていたのです。またケミカルピーリングと同じ日にレーザー照射することも危険と思われていました。ダメージを避けるために別の日に施術するのが一般的でした。
今では信じられないでしょうが、色素沈着した肌にレーザーを照射することは禁忌でした。日焼けした肌にレーザーを当てて肌を白くするなど考えられず、訴えられる危険すらありました。(専門家と称する人が、避けるべき危険行為として本に書いていました。)
私たちが始めた方法は当時おそらくどこにもない方法でした。新しい治療法を患者さんに試すことは決して褒められることではありませんが、私たちには十分にそれぞれの治療法の経験があったし効果に対する自信もありました。というわけで世界初とは主張しませんでしたが、この組み合わせ治療は大江橋クリニックの密かな人気メニューとなり、予約が取れないと苦情を言われる毎日でした。
その後できた多くの美容外科によって数年後には日本のあちらこちらに似たような総合美容レーザーコースが沢山生まれ、中には「世界初」をうたうクリニックもありました。模倣されたというつもりはありません。おそらくレーザーの発展の歴史の必然の中で、多くの優れた医師が似たような経験を積み同じ様な結論に達したのだろうと思います。そして今では多くの美容外科でさまざまなレーザーを組み合わせて使用する治療法が美肌治療の標準治療として受け入れられるようになってきています。

お肌デトックスは開業半年記念メニューでした

大江橋クリニックの人気限定メニュー、お肌デトックスは、開発当時ニーズが多かった、主に10代から20代のニキビやうぶ毛に悩む方々を対象に開発されました。
ケミカルピーリングレーザーリミックス治療イオン導入のセット治療です。

ニキビ、毛穴、うぶ毛脱毛、更にはもう少しアッパーエイジのお悩みであるくすみ、肝斑、たるみ、リフトアップなどにまで幅広く効果的に治療する美容治療です。

お悩みに合わせてレーザーの出力、波長、機種、導入に用いる美容成分などを変えて、治療目的別にあなた用に調整して治療します。
レーザーはフルフェイス照射で合計約1500〜2000ショットになり、他にはないかなりお得なコースです。(なぜ「他にはない」と断言できるかというと、治療原価が高くなりすぎてまず確実に採算が取れないからです。以下に述べる理由で、施術にあたる院長の人件費をゼロで計算しているから実現可能になっているのです。)

お肌デトックス は、開業間もない私たちのクリニックに、私たちの「腕」を信頼してお肌を任せて下さった患者さんたちに、感謝の印としてできるだけリーズナブルな価格で効果的な治療法を提供したいという思いから生まれました。

従来、それぞれ別メニュー別料金をいただいていた治療を組み合わせて、レーザーリミックス治療を単独で受けていただくのと同じ料金(35,000円+消費税)に設定しました。そのかわり各治療法の内容については、効果に支障が出ない範囲で多少の制限を設けさせていただきました(ピーリング液の種類やレーザーのショット数など)。

お肌デトックスは、超人気メニューになりました

 多くの方が「お肌デトックス」を気に入って下さり、継続的に治療を受けることによって患者さん自身も驚くほどきれいな肌を手に入れ、維持できるようになりました。

最初は「どんな効果があるのか」「何回受ければよいのか」と半信半疑だった方々も、続けることが効果を生み続けるのだという私たちの考え方を受け入れて下さるようになりました。開院まもなくから10年以上継続してくださっている方もいます。

お肌デトックスは 毎月人数限定です

治療時間(お一人に約1時間、院長または副院長がずっとついて治療します)とコスト(主にレーザー照射に伴うショットあたりの消耗費)の両面から、現在の治療費はぎりぎりの設定(というよりはっきりいって赤字)です。
申し訳ありませんが、あらかじめ設定したデトックス用時間枠の範囲でご予約をお願いいたします。

お肌デトックス (限定コース)特設ページ

ちょっと差を付けたい方も出てきました

お友達同士、お知り合いが同じ治療を受けてお互いに、
自分も相手もきれいになっていくことを実感されてくると、
こっそり自分だけ差を付けたい方も出てきます。

わたしたちは、お肌デトックスのバージョンアップ版として、
今までの制限をできるだけ外し、効果も高めた新メニューをご提供しようと考えました。

それが Oebashi Magic です。

こちらは、イオン導入もレーザー治療もデトックスのものより1ランク上です。
詳しくは、下の解説をお読み下さい。

大江橋マジック  女磨きに好評です

他の人に、ちょっと差をつけたい方、自分自身を確立したいという方に、
そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

お肌デトックスと同じように、肌のお悩みに合わせて調整して治療しています。

のセットです。各施術の方法と効果、リスクについてはそれぞれの項目をお読みください。

ご要望によりレーザーの組み合わせを替え、豊麗線や目の下のたるみ治療なども行なえます。

大江橋マジック は、当クリニックのオリジナル美容治療「お肌デトックス」をお受けいただいている方にとっては、おなじみだけれどちょっと違う、一段とハイグレードな治療コースです。

また、初めて受ける方にとっては、ほかのクリニックの美容治療とはひと味違う、満足感の高いコースといってよいでしょう。

Oebashi Magic は税込55,000円です(診察料が別途かかります)

イオン導入もレーザー照射も、お肌デトックスに比べグレードアップしています。
マスクによるフルフェイスイオン導入は、従来のイオン導入に比べ導入液を3〜5倍使用し、お顔全体に広げたマスクから強力に浸透させます。電流の強さもほぼ倍増するため、浸透力と保湿力が格段に上がりました。

レーザー照射のショット数は優に2,000を超えますが、ただ漫然とフルフェイスに重ねて当てるだけでなく、お肌の状態やこうなりたいというご希望にあわせて、医師がその場で光を「調合」して照射します。
複数の波長、複数のパルス幅とエネルギー密度の組み合わせ、そしてお肌の状態にあわせた治療の順序の変更。
これが医師の技術です。

マニュアルに従ってすべての人に同じ治療を行うのではなく、その人そのひとにあわせたオーダーメイドの治療。
それこそが「医師が行う美容治療」の神髄だという思いで、私たちは日夜診療を行っています。

Oebashi Magic がどんなものか実感してみたい方は、まず一度美容診察をお受けください。
美容診察のご予約は、まず一般診療のなかで医師とご相談いただくことで可能となります。

大江橋マジック (基本コース)特設ページ

お肌クチュール

アンチエイジング治療のために開発された、美容レーザー治療を中心とする約1時間半の最高級コースです。治療方法の詳細は個別のご相談とし、患者様のお悩みに応じて内容を組み替えますので、それに応じて費用もフレキシブルです。リフトアップ、美白、透明感がこれ1つで叶うよう企画されました。 大江橋クリニック一押しの美容治療です。

一応の目安として、標準治療価格を1回132,000 〜 165,000円(税込)とさせていただきます。レーザー室を1名様で1時間半貸しきりでの治療となります。

基本のコンセプトは、

ファンデーションのいらない肌つくり

アンチエイジング治療(しみ、しわ、大人ニキビ、たるみ、くすみ、などお肌トラブルの解消)をふんだんに盛り込みました。メニューは大きく2つ(お肌クチュール haute、 お肌クチュール vintage)に分かれます。基本的にデコルテまでの治療となります。
(各メニューの詳細については、医師にお尋ね下さい)

★お肌クチュール haute (オーテ):基本メニュー 通常132,000円

各種レーザーをほぼ無制限にたっぷりと照射し、デコルテまでのテクスチャーの改善と引き締めを狙ったコースです。

★お肌クチュール vintage(ヴァンタージュ):拡張メニュー 165,000円

こちらは気になる両腕までを治療の範囲に含めて、白く弾力のあるお肌を目指します。

お肌クチュール 特設ページ(未編集)

付録:それぞれの治療法の簡単な説明

ケミカルピーリングの方法

通常、コースの最初に行います。ケミカルピーリングはイオン導入やレーザー治療と併せて行うとより効果的だと考えているからです。
お待ちの間にご自身でお化粧を落としていただきお肌に何もついていない状態で、リクライニングシートに寝ていただきます。
ピーリングとは皮膜を剥がすことを意味します。皮膚表面の角質を溶かしてはがす酸性の薬液(当クリニックでは主に乳酸ジェル)を顔全体に塗り、数分おいた後ご自身で洗い流していただきます。

通常はお待ちの間、ジェルを塗った部分がむずむず、ちくちく、ピリピリと表現されるような刺激を感じますが、大江橋クリニックで行うピーリングはマイルドなものなので、ぬるま湯で洗い流すとわずかに赤みは残るものの刺激は感じなくなります。古い角質の表面が除去され、ツルツルとした手触りになります。

なぜケミカルピーリングをレーザー照射の前に行うのか

表皮の表面にある角層は人体にとってとても頑丈なバリアで、光、熱、化学物質などの影響がその下の生きた細胞に及ぶのを妨害します。
ですから、その角質の乱れた表面を一部除去することにより、次に行うステップの効果を高める(導入液の浸透をよくする、レーザー光の反射を押さえる)準備処置(プライミング)の効果があるのです。

ピーリング剤の種類、濃度、時間などは、その都度医師がお肌の状態を診察した上で決定します。サリチル酸(あるいはサリチル酸マクロゴール)、グリコール酸、TCAピーリングなどピーリング剤にはさまざまな種類がありますが、現在はレーザー治療の前処置として主に乳酸ジェルによるピーリングを行っています。

ピーリング剤について
ハイビタリオン

現在ピーリングコース内で主に使用しているピーリング剤は、株式会社エスト・コミュ開発による乳酸ピーリング剤ダーマラクトの30%となっています。お肌の状態により濃度もしくは機材を変更する場合があります。
このピーリング剤は東京女子医大皮膚科学教室の監修のもとで臨床試験を行なっており、治験施設や被験者の構成等から主に日本人に適したピーリング剤として販売されているものです。
ピーリングのみによる改善を主目的とせず、前処置のための使用であるため、剥離の深さは薄く(very superficial)術後の赤みもわずかですが、それなりの効果は出ます。

ピーリングのリスクについて

施術は医師が直接行い、ピーリング中の微細な変化も観察しながら、適切なタイミングをみてご自身で洗顔していただきます。ごく稀に接触皮膚炎等を起こしたりアレルギー反応で使用できない可能性がありますが、現在前のところそうしたトラブルは経験していません。
免疫不全状態、妊娠中、ケロイド体質などの方に非推奨となっていますが、皮膚科医の診断のもとに当日の肌の状態で適否を判断しますので、特に心配する必要はありません。

費用について

現在、単独での費用設定をしていません。他の治療に追加して、あるいは特別な事情(ウェディング前など)でお引き受けする場合は、一般の美容外科で行われているものと同等(概ね1万円程度)で行うことになります。

イオントフォレーシス(イオン導入)

通常、総合美容コースの最後にレーザー照射に引き続いて行います。施術の直前に医師が調整した導入液を、微弱な電流の力を借りて肌の奥に浸透させます。
お肌の状態によっては、医師の判断によりこの治療を省きレーザー治療中心にしたり、順序を変えたりすることもあります。通常ビタミンCを主成分とし、ニキビ肌、乾燥肌などにあわせて院内で独自に調合した導入液を使用しています。
特殊な治療目的の場合は、ビタミンE、トラネキサム酸、ニキビ用抗生物質、ヒアルロン酸など様々な薬用成分を用いたり、これらを混合したりして医師が施術前に調整します。

※ 薬液の調整や電流の強さ、施術時間などはその都度施術を行う医師自らが決定します。成分調合は通常当日に行なっています。詳しくは医師にお問い合わせください。

通常は市販されいるビタミンC誘導体である「アスコルビン酸リン酸ナトリウム」の白色粉末を精製水で溶解し、これに医療用(注射用)ヒアルロン酸や皮膚科診療に用いる保湿成分、化粧水などに用いる保湿成分などを加えて混和し、患者さんのアレルギーの有無や肌の状態、当日の気候や室温等に合わせ適宜調整しています。

この方法で導入できる成分には分子量(分子の大きさ)や荷電(イオン化の程度)などによって制限があり、例えばコラーゲンやヒアルロン酸などの大きな分子はイオン導入できません。
(ヒアルロン酸などは肌の奥には導入されませんがお肌の表面に残り保湿物質として作用します。)
また、プラセンタなどの内容不明の混合物は、どのような成分が導入されているかの医学的データがなく安全性にも問題があるため、使用しておりません。

※ ナースによる施術は行っておりません。すべて医師が直接施術いたします。

※ Oebashi Magic以上のコースではフェイシャルマスクを利用したより強力な導入を行います。

イオン導入の方法

レーザー治療に引き続きリクライニングシートになたままで行います。導電性を高めるため、精製水で湿らせたガーゼを電極(陽極側)の金属棒に巻き、それを陽極としてどちらかの手で握っていただきます。
陰極側のハンドピースにコットンを巻きつけ、調整した同乳液に浸した上でお顔の肌に触れ、刺激がないことを確認した上で表面を転がすように薬液を肌に浸透させます。通常15分間程度、位置を変えながらフルフェイスで浸透させます。コンタクトレンズ装用などの場合があるため瞼の直上や唇の粘膜等は通常避けますが、状況によっては注意して浸透操作を行うことがあります。

※ フェイシャルマスクを利用する場合は、導入液に浸したマスクを顔全体に載せ、その上からハンドピースを滑らせることで導入量を増やす工夫をしています。

イオン導入器について

ハイビタリオン

イオン導入器として様々な機種が市販されていますが、導入時に用いる電圧・電流と、 表皮、真皮に導入される成分の量を明らかにしている機器はほとんどありません。 大江橋クリニックでは、院長自身の使用経験が長く、効果がはっきりしている機種を使用しています。

株式会社インディバ・ジャパン製のハイビタリオンは、現在は販売を終了し後継機に引き継がれていますが、後継機の機能説明にも下記の実験結果が用いられており、実際上データの真実性・正確性に関しては大江橋クリニックで使用している本機種が優っていると思われます。
古い機械ですがメンテナンスをきちんと行って使用しています。

イオン導入の効果

※ 実験データは、県立広島大学生命環境学部生命科学科 三羽信比古教授グループによる。

通常の導入では、上図の実験2よりやや強い設定としていますが、
マスク導入では実験3よりも更に強い設定で行なっています。
導入に伴うトラブルは現在のところ経験していません。

イオン導入に伴うリスクについて

薬液を院内で調整していますので、かぶれや刺激感などが生じた場合は次回から成分を変えるなどして対応しています。ビタミン剤に対するアレルギーはほぼ考えにくいので、保湿剤の成分を工夫しています。それでも年間に1〜2人程度、赤みや発疹が生じるケースがあります。その際は皮膚科で治療を行います。
導入に用いる電流は微弱なため、電流による障害や火傷などは通常生じることはありません。

レーザーリミックスとは

通常のレーザーリミックス治療はサイノシュアー社のシナジー・マルチプレックス(ダイレーザーとNd:YAGレーザーの両方を同時に、または別個に照射できる機器)というレーザー機器を主に用いて治療を行います。
お肌の状態や希望によっては、他のレーザー機器を適宜組み合わせる場合もあります。

レーザー・リミックス治療に使用するレーザーについて

サイノシュアー社のレーザーとしては、脱毛に使用する各種レーザーが国内にはたくさんあります。シナジーは日本国内では赤あざ治療に用いる「シナジー・J」というダイ(色素)レーザーとして日本法人から販売されていますが、「シナジー・J」と大江橋クリニックで使用しているシナジー・マルチプレックスは違います。マルチプレックスはその名の通り、1台の機械の中に二種類のレーザーが設置されており、その中のダイ(色素)レーザー部分は国内で医療承認されているシナジー・Jと同じですが、それに加えてNd:YAGレーザーも組み込まれており、それらを同時に、あるいは別個に使うことができます。

シナジー・マルチプレックスは、V・ビームやV・スターといった他社製の血管腫治療用色素レーザーとほぼ同じ能力がありますが(冷却方法が特許の関係で違う)、それらの治療で頭打ちになった血管病変に対して、YAGレーザーを重ねて追加照射することでより深い部分の治療を可能にしています。その意味でこのレーザーはマルチプル・バスキュラーステーション(バスキュラーは血管の、という意味)という別名を持っています。大江橋クリニックでも、血管腫の治療に活躍しています。

日本国内では厚生労働省による薬機法の承認を受けていないため、健康保険の治療に用いることはできません。しかし、優れた能力に惹かれて大江橋クリニックを開院する際に他のレーザーとともに個人輸入して、医師の責任で治療に用いています。

レーザー・リミックス治療に伴う使用する際の注意点

レーザーリミックス治療は純粋な美容治療になりますので、治療は自費で行います。赤あざ治療と異なり、血管病変の少ない肌に低出力で照射して、赤みや色素沈着を減少させる方法をとるため、一般の赤あざ治療等に比べて皮膚に対する侵襲は非常に穏やかで、後に述べるリスクも頻度は少なく改善は速やかです。
大江橋クリニックでは、主にこのレーザーの波長切り替え機能を用いてダイレーザーとYAGレーザーを交互に照射し、皮膚の色素病変の治療やたるみやシワの改善、ムダ毛の減少〜脱毛、角質の剥離、ニキビ菌の殺菌、コラーゲンの加熱による活性化、皮脂腺や毛包の萎縮など様々な効果を1台で上げることに成功しています。

レーザー・リミックス治療のリスク

上で書いたように、リミックス治療では照射を比較的低出力で行うために、目立った傷害は起こりにくいのですが、特に照射開始直後の出力のふらつきにより、一部の皮膚に赤いスポット状の紅斑や紫斑を生じることがあります。通常は数日で消失しますが、肌質によっては1〜2週間色が残る場合があります。
毛包の加熱により一時的〜半永久的な体毛の減少が起こりますが、その際一時的に毛嚢炎を生じたり、毛穴の閉鎖により痒みや湿疹を生じることがあります。
稀ですが可視光線のアレルギーや過敏症のため、全体的な赤みが長引いたり、軽度の皮膚炎のため色素沈着を引き起こし、かえって色素沈着が強くなる場合もあります。頻度は非常に少なく、大江橋クリニックの実績では数年に一人といったところです。
冷却の強さはレーザーとは別に設定します。このため冷風の温度によっては軽い凍傷(霜焼け)を引き起こしたり、逆に冷却不足による紅斑や痛みを生じる場合があります。適切に冷却できていれば照射時の痛みは非常に少なく、風が吹き付けている感じしかしないこともあります。通常の強さでは、当てた瞬間にちくっとしたアツ痛い感じがしますが、麻酔は特に必要としません。

目隠しを適切に使用しないと視力低下を招く可能性があるのはレーザー機器共通のリスクです。強い効果を狙って照射エネルギーを上げすぎると瘢痕化をきたす危険が生じますが、美容目的では低いエネルギーで多数回照射する方法をとるため、基本的に火傷や傷は生じません。

レーザー・リミックス治療の照射方法

大江橋クリニックでは、お肌デトックスコースで1500ショット以上、レーザーリミックス治療やOebashi Magicではそれを遥かに超えたショット数を用います。リクライニングベッドに寝て目隠しをした状態で、顔全体に様々な波長・パルス幅・フルエンス(エネルギー)のスポットを重ねていきます。冷却風が絶えず吹き付けており、照射部分をすぐに冷却します。赤外線の眩しくない波長を用いるときは、目隠しをずらして注意しながら瞼のすぐ近くまで照射することができます。
主に使用するハンドピースのレーザー光の直径は7〜12mmですが、照射条件によっては3ミリ、5ミリスポットを使用することがあり、またデフォーカス照射と言って焦点をぼかしてより広い面積に弱く照射する方法をとることもあります。合計照射面積はフルフェイスの面積の数倍に及ぶことをご理解いただければ、顔全体に何度も波長、パルス幅、エネルギー密度の異なるレーザー光を繰り返し照射することによって、複合的な効果を期待する方法であることがお分かりいただけると思います。

レーザーに基本的な仕組みや歴史などについては次を参照してください。

レーザー治療

レーザーのおはなし

レーザーリミックス 特設ページ

ケミカルピーリングとイオン導入のつかない、レーザー照射のみのコースです。レーザーの種類は3〜4種類。患者さんの症状によってショット数と照射範囲は変わります。