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大江橋クリニック

お問い合わせは予約フォームをご利用ください

電話によるご相談、予約受付等は一切行なっておりません。

予約フォームは問診票を兼ね、診察のための資料となります。
ご相談内容は出来るだけ具体的に詳しくお書きください。メール相談のつもりで5W1Hの完備した文章にしていただけると助かります。
内容によっては事前に質問させていただいたり、場合によりお断りのお返事を差し上げる場合もあります。

次のような場合お断りすることがあります
  1. 大江橋クリニックで治療するため予約日までお待ちいただくよりも、他の医療機関で救急対応または早めに診察してもらった方が良いと思われる場合など。
  2. 込み入った事情がありそうな場合で症状の経過などを再確認する必要がある場合など(質問事項をお送りし、回答を待ってご予約の可否を判断します。)
  3. 過去に無断キャンセルや何回かの直前キャンセル・変更があったり、他の患者さんに対する迷惑行為やスタッフの指示に従っていただけなかったことがある場合。
  4. 当クリニックで行っていない診療や、他の医療機関・エステ等でのトラブルに関するご相談、他の施設を受診・利用するための紹介状が目的の受診など。
  5. 他の医療機関で治療中だが経過が必ずしも良くないため、当クリニックでのセカンドオピニオンを希望しているが紹介状をお持ちでない場合など。

当クリニック通院中の患者さん以外の方には、診察前に個別に医療内容に関してお答えすべきではないと考えています。ご質問のある方はぜひ一度診察を受けて大江橋クリニックの患者さんになってください。

治療内容に関するご質問は診察を受けていただき実際に症状を見て直接お答えします。現時点ではメールの返信等の方法では具体的にお答えしない方針です。
通院中の方からのお問い合わせに関しては、ご本人様確認を慎重に行なった上で、お答えできる範囲を限ってお答えしています。
場合により電話再診等の方法で状況をお伺いすることもあります。

例外として、当クリニックでお引き受けすべきでない症状などの場合、他の医療機関をご検討いただくよう勧めるお返事をすることはあります。

初診前のお問い合わせ

2022年から診療方針を見直し耳・瞼・顔面の美容的なご相談を中心に診療しています。瞼や耳の治療法の詳細については実際に拝見して拡大してみたり触ったりしてみないと正確な判断はできません。写真を送ろうとする方がいますが、画像データには様々なプログラムや命令を埋め込むことが可能なため、セキュリティ上受け取りや読み込みを拒否する設定となっています。
どのような治療が可能であるかは、実際に拝見した上で判断しています。

ご相談の際に、承諾の得られた症例写真などをお示ししながら、大江橋クリニックで具体的にどのようなことが可能かご説明しています。

※ 遠隔診療は、ことに初診の場合診療の質を著しく下げる、危険な医療だと思っております。遠隔診療は触診もできず、ダーモスコピーによる検査も、皮膚検査・血液検査もできません。こうした意味では本当の「診察」ではないからです。

新型コロナウイルス蔓延のため、内科系疾患の遠隔診療に関する条件が大幅に緩和され、初診からモニター画面越しの診察が可能になりました。早速導入した皮膚科もあるようです。
しかし上記のような考えから、大江橋クリニックでは実際に対面して診察しない限り正確な診断はつけ難いと思っています。

正確な診断はすべての治療に優先します。診断がつかずに治療法を決めてお話しする事はできません。
メール相談に安易にお答えする事は、有害、危険であると考えます。

何かお困りのことがあれば、まず診察をお受けください。
医療は医師と患者さんが出会うところから始まります。その手間を惜しまないでください。

「○○という治療をやっているか」「○○というレーザーはあるか」とのお問い合わせもよくいただきますが、私たちは正しい診断のもとに最適な治療法を提案する事こそが診察の本質だと考えます。当院で行なえない治療が患者さんにとって最適と考える場合は、そのようにご説明し、当院で無理に治療せず、他に最適な医療機関があればご紹介もしています。

治療法は医師と相談してからお決めください

患者さん自身がネットなどの不正確な情報をもとに、不確実な医学知識で診察前にあらかじめ治療法を決めてしまうことほど治療の上で有害な事はありません。安易にお答えすることは不適切だと考えています。

診療内容の詳細に関するメールや電話等でのお問い合わせは、ご相談そのものが医療相談になってしまうと思われますので、診察をお受けいただいた上で、医師に直接お尋ねください。

他の医療機関で治療を受けている場合、同じ病気で二つの医療機関を掛け持ちすることはお勧めしません。責任の所在があいまいになり、万一何らかのトラブルがあった場合など、どちらの医療機関も治療を放棄することもあり得ます。
他の医者の意見も聞きたいということであれば、2番目の医療機関の診察に関しては、治療中の医療機関から紹介状をもらってきてください。

大江橋クリニックは、交通事故やけがなどで通院中であったり、示談や後遺症診断が終わっていない傷痕に関しては治療をお引き受けしていません。まず現在通院中の医療機関で、これで終了ですというところまで治療を続けてください。一旦前医の治療が終了してから、さらに改善が可能かどうかを診察させていただきます。

こんな場合はどうしたらいいですか

大江橋クリニックは救急対応できません

急を要する場合は、まず下記の番号にご相談ください。
救急安心センターおおさか

#7119

または

06-6582-7119

24時間365日対応で、救急車を呼ぶべきか、病院に行くべきか、近くの労災指定医療機関は、などの相談に応じてくれます。

❗️お仕事中(通勤・出張含む)の受傷は健康保険が使えません

仕事に関係する事故や病気は労災です。労災指定の医療機関を探して受診されることを強くお勧めします。

大江橋クリニックが得意とするのは、「これ以上治療できないので治療を終了します」と言われてからの治療です。
お近くの医療機関で治療を続けたが最後に残ってしまった傷跡(後遺障害)をさらに改善できないか検討します。

保険会社との直接の精算はできません

自賠責や任意保険等で、示談や精算が済んでいない場合、大江橋クリニックでは治療をお引き受けできません。
相手方との精算が済んで、後遺障害についてご自身で(保険・自費を問わず)御精算いただく場合のみ、治療をおこなっています。

顔面の傷痕治療は多くの場合自費治療となります

関節運動制限等を伴わない「醜い傷痕」(醜状障害)の治療には保険適応がありません。大きな傷であっても、目立つ場所であっても関係ありません。自由診療として美容外科で行う治療となります。

よくある質問

瘢痕拘縮形成術は適用条件が厳しい

けがや手術の傷跡が残り、数年経ってもきれいにならない場合、その傷跡が運動制限を伴った「瘢痕拘縮」であれば(その場合に限り)、保険で「瘢痕拘縮形成術」が受けられます。しかし、運動制限のない「瘢痕拘縮」やひきつれのない「瘢痕」の場合は、傷跡を治す治療は美容扱いとなり自費になります。

拘縮とは、傷が引き攣れているという事ですが、その結果傷の部分を真っ直ぐに伸ばそうとすると突っ張ったり痛みが生じることがあります。具体的には関節が動きにくくまっすぐ伸ばせなかったり、痛くて動かせなかったりするような場合は「運動制限を伴う」ことになります。

皆さんは、大きくて目立つ傷は保険が効くと思っておられるかもしれませんが、目立つかどうか、醜く見えるかどうかは「美しくない=美容」の問題であって、保険の考え方に馴染みません。健康保険は「労働するのに支障があるかどうか」を問題にするのであって、動きにくい、動くと痛い、ような場合に限って保険の適用が認められることになります。

瞼の診察は自費(健康保険外)でお願いしています。

眼瞼下垂の治療に力を入れているため、診察においでになる方は多いのですが、「眼瞼下垂症」と診断がつく方はそれほど多くはありません。

生まれつき一重瞼で目が細いです。眼瞼下垂でしょうか。
最近歳のせいかまぶたがかぶってきました、眼瞼下垂でしょうか。

こうした方のほとんどは、眼瞼下垂ではありません。
眼瞼下垂は目の筋肉(外眼筋)の一つ、上眼瞼挙筋の病気です。
生理的な形や老化による変化のほとんどは、病的なものとは言えません。こうした場合美容的なお悩みと考え、美容手術をお勧めしています。

眼瞼下垂という病気の原因

詳しくは眼瞼下垂のページで書きますが、眼瞼下垂症という病気は眼瞼挙筋が① ないか、② 動かないか、③ 働きが低下しているか、④ 動くが力が伝わり難い構造になっているか、のいずれかの原因で起こります。
①②の場合は、筋肉の代わりになるもの(筋膜やゴアテックスの紐など)を移植して他の筋肉と結びつけ、他の筋肉の力を利用して瞼を開け閉めします。③の場合は弱っている筋肉を強めるために引っ張って伸ばしたりします。④の場合は筋肉を移動させて力の伝わりやすい場所に縫い付けます。

こうした操作の必要なものが眼瞼下垂症で、筋肉を操作しないと治りません。
二重にしたり弛んだ皮膚を切り取ったり脂肪を切除したり、で(筋肉を操作せずに)治るものは眼瞼下垂症とは呼びません。

①②の場合に行うのが「筋膜移植法」と言われる手術で、③④の場合に「眼瞼挙筋前転法」を行います(前転とは前に引っ張って移動するという意味です)。

眼瞼下垂という病気の症状

眼瞼下垂症の診断には、見た目だけでなく筋肉の動きを正確に判断して定量しなければなりません。中には緊張してさっきできたことが今度はできないという方もいますし、保険で美容的な手術をしたいがために無理して筋肉を動かさないように力を入れる人もいます。

自然な状態の筋肉の動きを調べるのは結構コツもいり、時間がかかるので、その結果病気ではなかったという場合(実際はこの方が多い)、病名もつけられないので保険請求できません。診察に関してはまず一度自費(美容)で対応させていただき、症状があって必要であれば健康保険に切り替える方法をとっています。

美容手術と同時にできる?

眼瞼下垂症の手術で一番ポピュラーなのが「眼瞼挙筋前転法」ですが、どこから何センチくらい切るかについては医師によって違いがあります。眼瞼下垂の手術には皮膚切除は含まれないとして一切皮膚のたるみを取らず、皮膚切除は「自費」で別途請求する医療機関もあります。また、二重の幅などは考慮しないというところもあります。

規則上保険の手術と美容の手術は同時にはできない(「混合診療」にあたり認められない)ので、見た目の改善が主体であれば自費で行うべきです。大江橋クリニックでは見た目にも十分注意を払って手術しています。

見た目を変える手術は美容になります

生まれつきの耳の形は様々ですが、見た目の変形や左右差は「美醜」の問題であり緊急に治療する必要性がありません。
例えば立ち耳は、代表的な先天的耳介変形ですが、社会的文化的に許容されている限りにおいて「病気」とは見なされません。(気になるという人もいるが可愛いという人もいます。)健康保険の耳介形成手術が適用できる「耳輪埋没症」すなわち埋没耳と「耳垂裂」(ピアスで裂けたりしたのでなく生まれつきのもの)や、片方の耳が欠損していたり極端に小さい小耳症などは生活に支障があるため保険の適用が明記されています。

メガネ、マスクがかけられないのがポイントです

日常生活に支障がある場合、例えばイヤホンや補聴器が入れづらい、メガネがかけられないという理由であれば保険適用が認められる例があります。しかし、折れ耳や立ち耳は直ちに生活上の支障がないため保険の対象ではありません。外傷などの結果軟骨が変形した場合、柔道耳など激しいスポーツの結果生じた場合も自己責任の範疇であるともいえます。ピアスの穴が縦に裂けた場合も、原因がピアスを付けた事にあり自己責任といえます。

ピアス部に生じたケロイドや腫瘍は、ピアスが原因かもしれませんができものですので病気といってよく、切り取るだけならば保険でできます(耳介腫瘍摘出術)。しかし、切り取ったあと大きな変形が予想されても変形を治すのに同時に行う「耳介形成手術」の適応は認められないようです。

大江橋クリニックでは、以前はスタール耳、折れ耳、柔道耳、耳介血腫後の変形などを手術する際に、患者さんに苦痛がある症状は健康保険適応すべきだと考えて出来るだけ保険で手術してきました。しかし保険者から査定(支払い拒否)される事例が多く赤字になってしまいます。(あまりに不当と思われるものは再審査を請求していますがなかなか認められません。)
いかに奇異な外観で社会生活上支障があるかなどを克明に書いても、見た目が嫌だ、見た目を左右対称にしたい、たち耳を直したいなどの場合は保険請求は通りません。重症例では、単なる耳介形成手術ではなく皮弁術・全層植皮術・軟骨移植術等を同時に行う必要がありますが、こうした技術的にも困難で時間のかかる手術も「一般的な医療水準を超えている」として健康保険ではカバーされません。
そういうわけで耳介形成手術は、自費で対応することになります。ご承知おき下さい。

顔面・頚部のほくろやイボの除去は、基本的に自費で治療します。ご承知おき下さい。

見た目のご相談は自費診療が基本です

顔のほくろが目立つので取りたい、という場合、見た目の改善を目的としていることが明らかなので通常美容のご相談になります。首に多発する小さなイボなどが「ザラザラする、引っかかる」のも、美容として除去することになります。

悪性かどうか診てもらいたい場合は?

悪性ではないか心配、という場合は、「病理組織診断」でがん細胞が含まれていないかどうか確認する必要がありますから、レーザーで焼いてしまう、などという方法は取れません。必ず手術で切り取り専門の病理医が顕微鏡で細胞を調べる必要があります。悪性が強く疑われる場合は、然るべき医療施設をご紹介します。

しかし、多発する全てのほくろを手術して病理検査に回すのは過剰な医療であり、小さなものや首にできる小さなイボなどは悪性腫瘍であることは非常に稀で、通常は明らかに良性として判断します。こうしたほくろやイボの除去は基本的に自費の美容治療といたします。

レーザーでは取れないものもある

顔のほくろをレーザーで除去する場合、レーザーの適応は3ミリ程度までの小さい盛り上がっていないものぐらいまでと考えたほうがいいと思います。
ある程度大きなものは盛り上がってくるだけでなく、皮膚の深いところまで及んでいることが多いので、表面から削り取っていくレーザーでは取り残す可能性があり、取り切れるというお約束はできません。肉眼的には黒い色が取り切れていても、比較的早く再発してくる場合もあります。中にはほくろ自体が骨の組織を含んでいたりしてそもそもレーザーでは取れないものだったりもします。こうした場合はもちろん手術で取り除くことになります。
首のイボ、特に小さく多発したものはレーザーの良い適応です。一つずつ蒸散していくことで傷も比較的短期間で治り、傷跡もほとんど残らずに治ります。