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指と爪の治療
〜 Hand, Foot and Nails 〜

黒変した爪を爪下血腫と診断した例

大江橋クリニックは様々なお悩みにお応えしています


指と爪の治療

軽症のものと、感染を繰り返し大きな肉芽ができたもの、捲き方が強く爪の中央が浮き上がったりチューブ状になったもの、爪が肥厚して左右に湾曲したものなどの重症な場合とは治療法が異なります。
長時間歩いたり、急に長距離を走ったりなどの原因で、爪の角が指の皮膚に食い込んだだけの場合は、食い込んだ部分の爪を切除するだけで治ることがあります。(爪甲除去術 局所麻酔が必要ことがあります)

爪の変形が進んでいる場合、手術で食い込んだ爪の爪母の部分まで確実に除去する(陥入爪手術 簡単なもの)だけでなく、フェノールで爪の外側の基部を腐食させる方法(陥入爪手術 複雑なもの)などが行われます。

肉芽が大きく成長したものは、切除したり液体窒素による凍結で取り除くこともあります。慢性化したものはこうした処置を何度かくり返して行なう場合もあります。再発する場合は手術で切除した方が確実です。

高度な巻き爪は、一度爪を抜いて爪の床に当たる骨を平らに形成する方法で、正常に近い形に戻せる可能性があります。
この方法は非常に有効ですが、足の親指の場合、しばらく痛みがあり歩きづらい期間が2週間程度続きます。
通常は入院で行うべき手術のため、大江橋クリニックでは行っていません。

いずれの方法でも、きちんと治療すれば永続的な効果を得ることができます。

最近はワイヤーによる矯正が流行していますが、大江橋クリニックでは行っていません。費用対効果に疑問があることと、さまざまなフットケアサロン等でも行われている簡便な治療であるため、当クリニックで行う意義が少ないと考えているためです。

軽症であれば、皮膚科的、整形外科的な方法(テーピングや装具など)で改善することもできます。巻き爪が発生する原理をよく理解していただき、歩き方に応じた、足にきちんとフィットする靴を選ぶ事が大切です。靴の選び方や再発防止などに関しては、診察時間内に説明しています。

陥入爪手術 保険適応の手術も可能です

注意事項:

この手術は通常手術室で行ないます。平日午後からの手術で、術前の血液検査と予約が必要です。
時間は消毒、麻酔、術後の処置等を含め1時間程度見ておいてください。

指先に刺などが刺さったり、さかむけを無理にむしったりして、爪の周囲に感染を生じたものです。
通常赤く腫れ、爪の際の一部に黄色い膿点が見える事が多く、強い拍動痛があります。
繰り返し慢性化した場合、赤い肉芽ができたり、爪の周囲が深くえぐれ、爪が変形したりはがれてくる場合もあります。

通常最初に膿の溜まっている部分を切開し、排膿して生理食塩水などで洗浄します。(皮膚切開術 局所麻酔が必要なこともあります。)これだけで疼痛は劇的に改善します。

爪の変形が進んでいる場合や慢性化した場合は、手術で爪の一部を除去したり、フェノールで爪の外側の基部を腐食させる方法が行われることもあります。

ひょう疽手術

処置室で行なえる程度の症状であれば診察時間内に行なうことがあります。

皮膚だけの拘縮にとどまる軽症のものと、腱や靭帯の拘縮を伴う重症な場合とは治療法が異なります。
Z形成術、植皮術、皮弁形成術、腱延長術などを用いる場合もあります。

顕微鏡下で行なうものや、複数指など長時間に及び全身麻酔が必要な場合、当院には設備がないため、しかるべき専門施設をご紹介しています。

やけどの後遺症などで肥厚性瘢痕やケロイドを伴う場合、術後長期の固定と引き続きリハビリが必要となる場合もあります。
詳しくは→ 瘢痕形成術をご覧下さい。

その他の疾患

<編集中>

ハサミとピンセットによるくりぬき