鼻の形成手術
〜 Nose Reconstruction〜

鼻のできもののイメージ写真 鼻のイメージ写真

※ イメージ写真です(症例写真ではありません)

大江橋クリニックは現在、瞼と耳の手術・美肌レーザー治療に特化した診療体制を取っていますが、ご相談内容によっては鼻のできものの切除や傷跡の治療等も行っており、局所麻酔が可能な範囲であれば美容的な手術にも応じています。
ただしシリコン、ヒアルロン酸などの異物を用いた隆鼻術等は行なっていません。小鼻縮小・鼻尖形成などもお引き受けしていません。他院修正は紹介状が必要です。詳細については本サイトのトップページをご参照ください。

鼻の美容手術について

大江橋クリニックでは隆鼻術・小鼻縮小・鼻尖形成などの美容手術はお引き受けしていません。
鼻の手術をあまり行わないのは、単純に今までも積極的には行っておらず「経験が少ない」からです。他に鼻の手術の上手な医師はたくさんいるので、あえて手を出さなくてもいいのかなと思っています。

他院術後の傷跡修正、大きなほくろ等の切除、外傷やさまざまな原因による変形などを治療する一環として鼻の治療も行いますが、治療費はケースごとのご相談となります。

鼻尖形成術修正 (現在行っていません)

鼻先を細く尖らせたり、丸みの程度を変えたりする手術です。
多くの美容外科で通常行われている手術は、鼻の穴の中を切開し、左右の鼻翼軟骨を糸で結び合わせるもののようです。この作業で鼻先が上に向くことがあり、鼻尖を下げるためなどのために耳介軟骨の一部を切り取って移植する方法が最近よく採用されます。

耳介軟骨移植術といえば、大江橋クリニックでは耳の形を変える手術のことを指すのですが、一般には耳介軟骨(主に耳甲介の軟骨)を丸く採取して鼻尖に移植することを指すらしく検索すると大量に出てきます。この際に耳の変形をきたすことがあり、その修正依頼がよくあります。

鼻翼軟骨がしっかりあって、左右に開いていたり鼻の穴も比較的大きい場合には鼻翼軟骨に上手に切り目を入れ鼻中隔軟骨を挟み込むように糸で縫い合わせると、耳介軟骨を使わずきれいな形にできます。留学時代に師事したPr.Doz.Dr.W.Gubischの得意とする手術でした。ただ自分で数多く執刀したわけではないので偉そうなことは言えません。大江橋クリニックでは現在この手術は行なっていません。

鼻の手術を行わなくなった理由

当院の院長がドイツ留学中に師事したのは、当時鼻の形成手術の世界的権威であったW.Gubisch教授でした。というわけで実は鼻尖形成術を含め鼻の形成手術は非常にたくさん経験した(というか見た)のですが、ご想像の通り鼻の手術は術野が小さく、手術に介助で入っただけでは実際に何をやっているのかは手元を見ていてもほとんどわかりません。執刀医の経験はわずかです。むしろ教授の手術が圧倒的に素晴らしかったので、頑張る気を無くしてしまったくらいです。(筆頭助手の部長先生でも同じ手術に教授の倍以上の時間をかけていました。)
また残念なことに日本人の鼻翼の軟骨はドイツ人ほど大きくも硬くもないので、日本に帰って全く同じ方法で手術できる患者さんは非常に少なく、しばらくはいろいろ試行錯誤しましたが、術中・術後に色々と特殊な手術器具や材料が必要となる手術で、少ない症例のためにわざわざ常備するのも大変なので、クリニックを移転した際に処分してしまいました。というわけで大江橋クリニックでは基本的に鼻の手術は行いません。

鼻の傷跡や変形など

ケガなどによる鼻の傷跡は、非常にきれいに治る人もありますが、凸凹が目立つことも多く、修正方法も結果も人それぞれで個人差が大きいようです。 症状や状況によってお受けする場合があります。いくつか症例を準備中ですが、ご自身に当てはまるかどうかは慎重に検討してください。

鼻唇溝(いわゆるほうれい線)の左右差

骨格の左右差によるものは、歯の矯正や顎の骨の手術などが必要となることが多く、専門の医療機関でないと治療が難しいと思います。しかしフィラー等で簡便に修復しても大きくは改善しないので、きちんと治すなら口腔外科や顎顔面を専門とする形成外科の治療を受けることをお勧めします。
表情筋の弛みによるものや、神経麻痺などによるものは、美容的な手術のほかレーザーなどでもある程度の改善が見込めます。注入物は入れすぎると皮膚が重くなり、かえって重力によって左右差が拡大することもあります。徐々に吸収されることもありますが、やり過ぎたものを元に戻すのは大変なので、少しずつ注意深く行ってくれる施設を探すことが肝心だと思います。