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美容皮膚科解説
〜 about Esthetic Dermatology 〜

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美容皮膚科で扱うことのある疾患の解説

簡単に概略のみを述べています。疾患によっては例外もあります。
詳しくは診察時にご相談下さい。
メール相談は行なっておりません。


美容皮膚科で扱うことのある疾患の解説

顔まわりや首にできる小さなできものやイボなどは、まず美容診察を受けていただき、
レーザー治療が可能なものはレーザーで取り除きます。レーザー治療は基本的に自費診療です。
悪性が疑われるものなど手術が必要なものや健康保険の適応と考えるものは形成外科で治療を行います。

スキンタッグ(いわゆる首イボ)

スキンタッグは首、胸、デコルテ、腋、脚の付け根などに多発してくる、肌色からちょっと褐色がかった、少し飛び出たでき物です。でき始めは直径1ミリ以下ですが徐々に大きくなり数ミリほどになることもあります。
20代くらいからできやすくなり、30代くらいから目立ってきます。徐々にサイズが大きくなって手にざらつくようになったり、時間に余裕ができて肌をよく見たときにはじめて気がつく方も多いようです。

ごく小さなうちは単なる皮膚の出っ張りで、先の鋭いハサミなどで切り取ることもできます。ちくっとしますがほとんど出血しません。あまり小さなものは切り取るのが難しいことすらあります。
スキンタッグがある程度大きくなるとスキンタッグの付け根に血管が侵入してきて、切ると出血するようになります。体調によってはなかなか出血が止まらず、ご自身で切ったあとご相談に見える方もあります。

CO2レーザーを使って一つづつ蒸散させると、ほとんど傷跡が目立たずキレイに取れます。イボのレーザー治療はひとつ2,200円〜3,300円(税込)で行なっています。この他に診察料、レーザー予約料などが別途かかります。

主に顔・頭の中・首などに中年以降に多発してくるできものに、脂漏性角化症があります。
ソケイ部(脚の付け根)、腋、胸などすれるところにも出やすいできものです。
始めは皮膚と同じ色をしていたりあまり盛り上がってこなかったりで、肌のざらつきくらいに思われるのですが、年を追うごとに少しずつ大きくなり、ざらざらと盛り上がってきます。爪で上っ面だけ引っ掻いて取れることもありますが、削っても再発し徐々に大きくなります。
このイボは、皮膚の中にひげ根を下すように食い込み、徐々に地面に石ころが埋まるように深く入り込んでいくので、盛り上がったものほど深さも深く、取れにくくなっていきます。

小さく浅いうちはCO2レーザーで表面から一定の深さまで削り取ると比較的キレイに取れます。しみをとるレーザーなどでも浅いものはキレイに取れますが、深くなると深部を取り残し再発します。削ったところは擦りむき傷のように赤くなり、ダウンタイムが生じます。肌質によっては二次性の色素沈着が強く生じて薄くなるまで長期間を要することがあります。レーザー治療は自費診療となり、小さいものはイボ扱い、大きなものは面積計算で1平方センチあたり11,000円ほどとなります。この他に診察料、レーザー予約料などが別途かかります。

大きく盛り上がったものは、見た目もやや怪しくなり、悪性化も考慮して手術適応になります。
場所によっては(頭髪の中など)液体窒素による凍結療法の方が向いていることもあります。凍結療法は保険適応があります。
凍結治療は麻酔をしないので治療後少し痛みが残り、一度では取りきれないので数週間ごとに何度も通院が必要なことと、炎症によりイボの周辺に色素沈着が残ってしまいやすいのが難点で、美容的な観点からは場所を選びますが、ガーゼをあてる必要はありません。

顔面に限らず全身のどこにでもできてくる、血のように赤い点のようなできものは老人性血管腫といいます。
細い血管の塊のようなもので、赤いのは動脈血が流れているためです。血管(内皮)細胞は女性ホルモンの影響を受けるため女性の方が若くから多発する傾向がありますが、男性にも生じます。傷つけると出血します。
血管腫治療用の色素レーザーを用いて凝固させたり、CO2レーザーで蒸散(焼きとばし)させたりして治療します。
凝固させると黒っぽい色に変わり徐々に小さくなります。大きいものはすぐにはなくならず数ヶ月かかって小さくなることもあります
CO2レーザーで蒸散させると、ほくろをとる時と同じような小さな穴があき、赤い傷跡がしばらく残りますが比較的速く目立たない点のような傷跡になって治ります。
どちらのレーザーが向くかは人によりますが、CO2で蒸散する方が速く目立たなくなることが多いようです。治療費はイボと同じでひとつ2,200円〜3,300円(税込)で行なっています。この他に診察料、レーザー予約料などが別途かかります。

イボとほくろは見た目が似ていて鑑別に苦労することもあります。ほくろは色素細胞性母斑という名前が示すように、基本的には生まれつきの「あざ(母斑)」の一種です。(あざというと面積のある広いものを指すのが普通ですが、母斑と書くように生まれつきある体の一部の色や形の異常をいいます。)
母斑細胞という色素を持った細胞が皮膚の深いところで塊になって増え、見えるようになったものがほくろです。小さいうちは肉眼で見えないこともあり、赤ちゃんの頃には少ないのですが、体の成長とともに全身に増えてきます。通常は良性で、いわゆるホクロの癌(悪性黒色腫)とは別物ですが、大人になってから目立ってきた場合肉眼的には区別が難しくなります。怪しいものは皮膚のできものとして形成外科で切除し、病理組織検査を行います。
直径2〜3ミリまでの小さく盛り上がりのないものはCO2レーザーで蒸散(焼きとばし)させて治療できます。治療費はひとつ5,500円〜11,000円(税込)となります。この他に診察料、レーザー予約料などが別途かかります。
しみをとるレーザーなどではじけさせるようにとる施設がありますが、取り残すことが多く高率に再発します。CO2レーザーと併用する方法もあり、この方が再発がすくないと思われます。
CO2レーザーで蒸散させると小さな穴があき、赤い傷跡がしばらく残りますが最終的には目立たない点のような傷跡になって治ります。
盛り上がった大きなものは手術したほうが取り切れる確率が上がります。しかし、再発しないことを保証するものではありません。手術料は1箇所あたり22,000円〜となります。(特に大きなものや特殊な手術法が必要なものは別途ご相談となります。)この他に診察料、手術予約料、血液検査料などが別途かかります。

主に額やこめかみ、頬などに白く盛り上がった丸いできものとして多発してきます。名前の通り皮脂腺が毛穴の周りに増殖したものなので、大きなものでは毛穴の周囲を取り囲んでドーナツ状に見えます。ニキビが多発した後などスキンケアがうまくいかずいわゆる脂性の脂ぎった肌で長期間悩んでいる方に多いようです。(稗粒腫や表皮嚢腫などよく似ているものもあります。)
CO2レーザーなどで蒸散する施設が多いようです。小さいうちはレーザーで取り切ることもできるのですが、本体がかなり深いところにあるので大きな穴が開きます。凹んだ傷跡になることが多く、徐々に改善しますが目立たなくなるまで長期間が必要です。大きなものは皮膚のできものとして形成外科で切除し、病理組織検査を行う方が良いと思います。
ニキビ痕で悩んだ硬い皮膚にできることが多いため、切除する場合も小さくくり抜くとキレイに縫えません。比較的長めの傷になるようデザインした方がむしろ変形が少なく一本の線状の傷で目立たなく治ります。病理検査で診断が確定したあと、残ったものを数多く切り取るのは通常美容扱いとなります。手術料はほくろと同じく1箇所あたり22,000円〜となります。(特に数が多い場合や特殊な手術法が必要なものは別途ご相談となります。)この他に診察料、手術予約料、血液検査料などが別途かかります。

主に目の周りに多発する、円形から楕円形、ときにはくっつきあって不整形な面状に広がる白っぽいできものです。夏になるとやや大きくなり、冬になると比較的ちいさくなることもあります。
女性に多く、人によっては比較的広範囲に数多く出てきます。
多発することが多く、塗り薬を塗っても治りません。名前の通り汗の腺、汗腺から皮膚に伸びる汗管が大きくなったものです。
汗管腫をレーザーで治療する場合は、CO2レーザーでひとつずつ蒸散する治療になります。この方法をとっている施設が多いので、大江橋クリニックにもレーザー治療のお問い合わせは多いのですが、蒸散した傷が白く目立つことが多く、とった後が同じような傷痕になってしまったりします。
部位と広がりにもよりますが、手術でできものをひとつずつ、小さく取りきる方がキレイになると思います。
両方の瞼の上下に多発することが多いため、例えば右の上眼瞼、のように部位を決めてその範囲でできるだけ数多く切り取るようにすると、術後のダウンタイムが少なくてすみます。あまりに近接したものは一度には取れないため、瞼の変形を避けながら切除するものを決め、通常10箇所程度を一度に切り取ります。
場合によっては皮膚を弁状に切って移動させ、目立つ場所に比較的平らな皮膚がくるように調整する必要があることもあります。
手術料は手術野ごとに55,000円〜110,000円ほどとなります。(特に数が多い場合や特殊な手術法が必要なものは別途ご相談となります。)この他に診察料、手術予約料、血液検査料などが別途かかります。

主に目頭の周りに羽を広げたように出てくる、円形から楕円形、ときには不整形な面状に広がる白〜黄色のやや盛り上がったできものです。本体はコレステロールを溜め込んだ組織球という細胞の塊です。
高脂血症を持つ人に多く、コレステロールが正常化すると小さくなる人もいます。
初発は小さく見えるため、CO2レーザーで表面を蒸散する医師がいます。この方法をとっている施設が多いので、大江橋クリニックにもレーザー治療のお問い合わせは多いのですが、実は腫瘍の本体が非常に深く、蒸散した傷が目立つことが多くお勧めできません。
部位と広がりにもよりますが、手術でできものを残りなく取りきる方がキレイになると思います。
両方の瞼の上下に発生することが多いため、例えば右の上眼瞼、のように部位を決めて切り取るようにすると術後のダウンタイムが少なくてすみます。あまりに大きなものは一度には取れないため、瞼の変形を避けながら切除する範囲を決め、後日残りを再手術することもあります。
大きさによっては瞼の変形を避けて皮膚を大きく弁状に切って内側に移動させ、二重の位置などを調整する必要があることもあります。
自費で手術を行う場合、手術料は手術野ごとに55,000円〜110,000円ほどとなります。(特に大きい場合や特殊な手術法が必要なものは別途ご相談となります。)この他に診察料、手術予約料、血液検査料などが別途かかります。

主に顔面の肌の色の変化・美容的なお悩みなど

できもの以外のくすみや肌質、クマやたるみなどは、まず美容診察を受けていただき、
レーザー治療が可能なものはレーザー治療します。レーザー治療は基本的に自費診療です。
皮膚科的な内服薬や外用剤の方が効果的なものや健康保険の適応と考えるものは皮膚科で治療を行います。

頬はいわゆるくすみが出やすいところです。チークカラーを入れる部分である頬の高まりの部分に一致して、もやもやと薄茶色に広がる肝斑は、通常の保険適応のある内服・外用薬では目立った効果が望めず、病名はあるもののいわゆる美容治療に頼る部分が大きい疾患です。

大江橋クリニックでは、肝斑対策としてまず「ハイビタミンセット」と名付けた内服セットをお勧めしています。
シミを取るように強くレーザーを照射するとかえって濃くなってしまいますが、お肌デトックスなどの美容レーザー治療も効果的です。

根本的な解決策は、スキンケアの方法を学んでいただくことだと考えており、副院長の行う「スキンケア診察」を受けていただくのもオススメです。いずれも美容皮膚科のページで説明しています。

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そばかすは遺伝の要素が大きく、またしばしば次々とできて来るため、一度治療すれば完治するといったものではありません。レーザー治療が効果的ですが、スキンケアや内服治療などで再発を抑えたり、美容レーザーを繰り返す必要が出てきます。

目元の小じわは乾燥による場合が多く、保湿で改善するのですが、一言で保湿といってもやり方は人それぞれで、場合によってはお手入れ方法の偏りのために悪化していることもあります。スキンケア診察が効果的です。

従来、遅発性両側性太田母斑様色素斑として健康保険を適用して治療を行うことが多かったものです。
しかし、ADMという用語が一般化するに伴い、上記の疾患とは疾患概念が異なるため「生まれつきのあざ」として保険でレーザー治療を行うには発生部位や広さ、深さ、濃さなどが違う病態もADMに含まれることになり、両者の混同を避ける必要が出てきました。

患者さんからADMは保険が効きますか、というお問い合わせをいただくのですが、「ADM」という病名であれば保険は効きません。
ADMのレーザー治療に関しては、一部位(右頬、左こめかみなど)あたり治療費55,000円とさせていただきます。この他に診察料、レーザー予約料などが別途かかります。

いわゆる目の下のくまには、様々な疾患が隠れていることがあります。医師によってはこれらを「影くま」「乾燥くま」などと様々な名前を付けて説明していることもありますが、正式な医学用語でない為にどのような病態を指しているかはっきりしないこともあります。

青あざ(太田母斑)
あざは生まれつきだけでなく、思春期から生じることもあります。意外と肝斑と混同されているかたが多いです。
筋肉のたるみ
くっきり深いくまは、根治的になおすなら手術がオススメです。様々な方法がありますが、保険適応ではないため美容外科手術となります。浅いくまならいわゆる筋トレ(フェイスニング、フェイササイズなどと呼ばれるもの)やレーザー治療の適応です。
血流障害(眼輪筋周辺の血流の鬱滞)
主にレーザーで治療しています。ホットパックなどが有効な方もあり、症状によりご相談しています。
色素沈着(皮膚炎などの後に炎症性に黒くなってきた場合です)
皮膚炎などに続発したものは、内服薬、レーザー治療、イオン導入などで治療しています。
茶アザ(扁平母斑)
意外に多いのが茶アザ(扁平母斑)です。レーザー治療や飲み薬などの治療を行います。濃さ、出方などによって治療方法を検討します。
皮膚のタルミ
少しの皮膚だけのタルミであれば、レーザー治療適応ですが、皮膚がかなり余っている方は手術で切り取っています。 筋肉の緩みが合併しているかたは、手術をお勧めしています。
肝斑
飲み薬、レーザー治療、イオン導入など治療は様々ですが、ステージによって使い分けが必要になります。

いわゆる敏感肌。以前は肉眼的に問題がなければ、治療に導くことの難しかった分野です。
一見肉眼的には正常に見える皮膚が必ずしも正常とは言えないことがわかってきました。組織検査をしてみると炎症細胞がみられたり、炎症性の物質が検出されたり、生体計測機能の精密化により、いわゆる敏感肌の異常を計測することができるようになってきました。
今まで医療の分野とはみなされず、もっぱら化粧品など医薬品以外の製品や民間療法にゆだねられていた分野が、新たに注目されつつあります。

大江橋クリニックでは、この敏感肌に開院当時から着目し、敏感肌の治療に力を入れてきました。
敏感肌やアトピー性皮膚炎の方にもレーザー治療を行うことはできますし、むしろ敏感肌やアトピー性皮膚炎の方にこそイオン導入やレーザー治療やケミカルピーリングを行っていただきたいと思っています。

私は敏感肌だから・・・アトピー性皮膚炎だから・・・と美容をあきらめる必要はありませんし、美容目的でなくても、赤みや色素沈着や敏感肌を落ち着かせる治療方法の一端として、利用していただけると思います。
敏感肌やアトピー性皮膚炎のお肌ケアはとても難航します。ある人は大丈夫な物が私にはダメであったり、個人差が激しく、なかなかそこに法則性が見いだせないためです。前回良かった物が今回はダメであることもしばしばです。
きちんと診察を受けていただき、お互いによくお話しあうこと、そこから何かの糸口が見いだせることが多いです。固定観念や他の人の体験談にとらわれず、じっくり自分のお肌に向き合うことがとても大事です。

こんなこともしています 顔の筋肉トレーニング

コロナウイルスが蔓延し外出にも気を遣うこの頃ですが、それでも走る人とすれ違わない日はありません。身体の筋トレもとても大事ですが、表情筋の筋トレも、相手の気持ちをくみ取りながら他人と共存する社会で生きていくためには、不可欠な要因です。

顔はコミュニケーションの成立に不可欠なツールです

顔は、円滑に世間を行き来するための、パスポートの様な働きをするものだとは、よく言われています。
ちょっとした眉の動き、目の色、ちょっとした唇の傾きなどを総合して、つまりちょっとした表情筋の動きで他人の真意を読み、コミュニケーションを取っています。
昨今、これらの必要性が再認識されています。
インターネットの普及により、面と向かって人付き合いをしなくても良くなった代わり、モニターやスマホ越しに撮影された人の顔から微妙な表情を読んだりしなければならなくなり、かえって表情筋を使っての感情を表すさじ加減が分からなくなってきたのだと思います。
表情筋のちょっとした動きをうまく表現できなくなる、あるいは読み取れなくなると、とたんにコミュニケーションが成立し難くなります。
予約制のスキンケア診察では、表情筋の動かし方やトレーニングの仕方をお話ししています。

こんなことをしています お手入れの仕方を学びます

「お肌に優しいタッチでゆっくりとスキンケアをすること」
今では当たり前になったこのスキンケア方法は、その効果を裏付けるこんな論文が発表されています。

1999年、手のひらや足の裏以外有毛部の皮膚に特有の触覚を伝える無髄線維が発見されたと海外の論文で報告がありました。
当時は、スキンケアに対する考えがまだ普及しておらず、ニキビ=洗い足りないなどと、外来診察で実際に指導をしているところが、多くあった時代でした。
要約すると、この線維は興奮閾値が低いので明らかに触覚に属する線維で、温痛覚とは区別され、他の触受容体とは違い、伝達速度が非常に遅いことが特徴です。
また、この線維の情報は他の無髄線維と同様に脊髄後角第Ⅰ層のニューロンに投影されます。
投射先から推測すると、どうやら情動に関係するのではないかと考えられます。

ひらたくお話しすると、「お肌に優しいゆっくりした刺激を与えると、受容体が興奮してリラックスや快感効果を生み出すのです。」
その上、優しいタッチは、お肌を痛めることがありません。2重に効果的ですね。

スキンケア診察は、顔の洗い方から、保湿の仕方、女性ならファンデーションの付け方までを、つきっきりでお話できる診察です。
1時間の診察枠をもうけてあります。
口頭でお伝えしても、なかなか実技に結びつけるのは難しいことです。
皆さんも、体育の実技は得意でも、総論では苦労した経験はありませんか?
顔の洗い方は、お母様から子供の頃におしえていただいたっきりで、何十年も経つうちに、自己流になってしまうことが多いのです。
保湿しても潤わない、すぐ赤くなるなどのご相談に最適です。
あなたの「普通」は、他の人にとっては「普通ではない」のかもしれません。
「お手入れ」というだけあって、お肌のコンディションが崩れないようにするには、毎日のスキンケアがとても大切です。
なかでも「手」の使い方が実は一番大事なことなのです。

腕や脚、体幹などのぶつぶつや色の変化、体毛や肌の色の悩みなどは、まず美容診察を受けていただき、
レーザー治療が可能なものはレーザー治療します。レーザー治療は基本的に自費診療です。
皮膚科的な内服薬や外用剤の方が効果的なものや健康保険の適応と考えるものは皮膚科で治療を行います。

腕、主に上腕やまれに頬などに見られる毛穴の盛り上がったブツブツです。優性遺伝しますので、非常に多くの方が体質として持っておられ、気にしています。
健康保険での治療は、外用剤を根気よく続ける治療になります。
レーザー治療を何度か行うことにより、毛穴を少しずつ目立たなくする事は可能です。弱めのレーザー治療を根気よく繰り返すことにより毛根を萎縮させたり角質を柔らかくしたりできます。永久的なものではなく、一度で完治してしまうことはできません。劇的な効果はありませんが、赤みやざらざら感が減るため快適に過ごすことができます。一時的に赤みが増強することがありますが、通常は数日で治ります。

ケガをした傷痕に、青っぽい色が残ることがあります。炎症性の色素沈着のみであれば長期内服治療などが効果的でいずれ目立たなくなりますが、ケガをした皮膚や皮膚の下の部分に異物(アスファルト、砂など)が残ったまま皮膚がはってしまったり、色の成分が残ったまま皮膚がはってしまったときなどに起こります。
色のみの治療であれば、レーザーを使って治療をすることもできますが、部位によっては、キズを修正して異物ごと皮膚を切りとり、縫いなおしてしまった方がキレイになおることもあります。見た目の治療になるため自費手術になります。
費用についてはキズをみてご相談いたします。

おしり以外の青あざは異所性蒙古斑のことが多いです。(顔の場合は太田母斑と呼ばれます。)
おしりの青あざは大人になる前にほとんど(95%以上)きえてしまいますが、他の場所にでているものは自然に消えることがすくないとされています。
赤ちゃんの場合、レーザー治療をすると、数回の治療で、かなり薄くでき、うまくいくと、ほぼ見えなくなります。
2歳から3歳をすぎると、大人と効果は変わらなくなります。
赤ちゃんであれば、抱いてあやしてあげながらレーザー治療をすることができます。痛みがあるので赤ちゃんは泣き叫びますが、終わればケロッとしていることが多いので、強い痛みは治療中の間だけと考えて良さそうです。ただしお親御さんには見ているのが辛いので、ご両親から話して治療するのが普通です。
2歳(成長の早い子では1歳斑くらい)を過ぎると、押さえつけられることをいやがり暴れてしまい、全力で押さえつけないと治療できないため、目が覚めた状態でレーザーを照射することが非常に難しくなります。
また、記憶力も良くなってくるのでお医者さんが嫌いになってしまいます。(赤ちゃんの場合は次に病院に来た時には前のことは忘れていますが、大きくなると怖かった、痛かった記憶が蘇る様になり、お医者さんの顔を見た途端に泣き出す様になります。)
ですから、2歳から小学生までくらいの子どもは、入院して全身麻酔が必要になります。
赤ちゃんの間に治療を済ませてしまう方が楽です。
もちろん大人も治療できます。
治療の痛みは人により様々ですが、さほど痛みなく治療できる方もいます。