手術の糸ってどんなもの?太さは?太さは髪の毛より細い物から太い物までを使い分けるんです 大江橋クリニック形成外科手術、美容整形外科手術
手術の糸は、号数によって太さが変わります。院長先生の子供の頃は、手術糸は、1号から7号までしかありませんでした。
7号というと、凧糸みたいな太い糸だそうです。
1号絹糸は雑巾を縫うような太さの糸だそうです。
手術の技術が繊細になり、もっと細い糸が必要になりました。
まずできたのが、0号の手術糸です。
それより細い糸は、00号、000号と呼ばれました。
で、徐々に0数が増えて、00号の糸は、2−0号と呼ばれるようになり、
000号は3-0号と呼ばれるようになりました。
今では、形成外科で使う最も細い糸は、12-0ぐらいまでです。
12-0は肉眼ではほとんど見えません。
顕微鏡手術専用です。
肉眼で扱えるのは9-0くらいまでです。
メーカーによって号数の規格が違いますので、太さが少し変わります。
大江橋クリニックでは、同じ号数でも、かなり細い糸のメーカーを特別に採用しています。
顔の手術は、通常7-0から8-0を使っています。
体は6-0、足の裏や頭の中は5-0と少し太い糸を使っています。
5-0が、髪の毛と同じくらいです。
頭の中を黒い糸で縫うと、見分けがつきません。
よって、大江橋クリニックでは、黒い糸の他に薄青の糸を使います。
大江橋クリニックで使っている手術糸は、
顔の手術をした場合、ほぼ透明に近く見えます。
眼瞼の手術をした場合や、頬の手術をした場合は、7-0号を使うので、近くでよーく寄って見ないと分からないので、
眼瞼の手術をした後、糸がついたまま、めがねをかけて仕事に出られる方が多いです。
院長先生のこだわりが、ここにもいきています。
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